夫婦十手 (光文社文庫 わ 11-3 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763794

作品紹介・あらすじ

岡っ引き・七五郎が無惨な死骸で見つかった。一人娘のお蝶は仇討を誓うが、下手人は薮の中。父の十手を返しにいったお蝶は、南町奉行所吟味方与力から新たに十手を拝領することになった。夫となった虎三と夫婦で事件の探索に当たっていた折、七五郎惨殺事件の糸口がつかめた。そして浮かび上がった「真相」とは-。本邦初の「夫婦目明し」シリーズ第一弾登場。

感想・レビュー・書評

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  • 客が来たをきっかけに、出かけて行った娘。
    帰宅したら、父は死体になっていた。

    連続短編になっていて、始まりは父親の死。
    結婚してみたり、幼馴染がふらっときてみたり。
    この時代なので、証拠品を集める、というより
    現場に居合わせる、みたいな、おとり捜査状態。
    展開が分かりやすく、はらはらします。

    幼馴染がいい味出してますが
    報われなさそう…w

  • 和久田正明 著「夫婦十手」、2012.4発行。骰子(さいころ)地獄、赤い陽炎(かげろう)、流浪の紅 の連作3話。勝気な江戸っ子娘お蝶21歳と幼馴染で元飛脚の虎三が夫婦十手で活躍します。夫唱婦随でなく婦唱夫随みたいです(^-^) シリーズで「大奥の怪」(2013.2)、「正義の仮面」(2013.11)もあるみたいで読んでみます。

  • 165

  • シリーズ第一弾
    父を殺され、その敵討ち
    もちろん、夫婦に十手を預けられ

  • 父の死後、岡っ引きを継ぐお蝶、飛脚だった虎三と二人で岡っ引きを始める。
    父の敵は、甲と加代に殺され、幼なじみの九女八を下っぴきに、事件を解決していく。

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著者プロフィール

和久田正明 わくだ・まさあき
1945年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を数多く手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している。
主なシリーズに、「地獄耳」「十手婆 文句あるかい」(二見時代小説文庫)「はぐれ十左暗剣殺」「特命」(徳間時代小説文庫)、「鎧月之介殺法帖」(コスミック・時代文庫)、「死なない男・同心野火陣内」「髪結の亭主」「昼行燈・布引左内影御用」(ハルキ文庫)、「将軍の猫」(角川文庫)、「嵐を呼ぶ女」「決定版・八丁堀つむじ風」(光文社時代小説文庫)、「提灯奉行」「恋する仕立屋」(小学館文庫)などがある。

◆ 好評既刊
十手婆 文句あるかい 全 3 巻
地獄耳 全 5 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )

「2022年 『空飛ぶ黄金 怪盗 黒猫4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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