横浜殺人事件 (光文社文庫 う 1-68 浅見光彦×日本列島縦断シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763930

感想・レビュー・書評

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  • クライマックスでちょっと混乱して、数ページ戻って読み返しました。
    なるほど、そういう結末…と、少しばかり消化不良で終わった印象。

  •  1980年最後の年、横浜博覧会が行われた辺りの時代を元に書かれているようです。堅実に生きていた人が、突然、自殺してしまったところから始まるが、部屋に残されていた輪ゴムが最後まで謎であった。
     犯人が分からず、物的証拠がなく、輪ゴムだけ、ここからどうやって解明されるのか、残りのページが少なくなって、解決するのか不安になった。少しずつ集めたピースから、輪ゴムがあった理由から、殺人の解明を見事に最後まとめた作者の力量は、すばらしかった。

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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