崖っぷち: チーム・ニッポンの初陣 (光文社文庫 は 32-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766092

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  • 真実追究への情熱を失った社会部記者・黒井正義。かつて「カミソリのクロ」と異名を取った黒井に日本新聞社の特別取材班「チーム・ニッポン」への声がかかる。「骨太の班」初陣となるテーマは「町工場経営者、変死」の真相取材だった。そして、取材を始めた黒井たちの前に新たな事件が!そして、衝撃の真相とはー。

  • 一匹狼の主人公黒井は、大手新聞社の記者。
    社内でプロジェクトチームが立ち上がり、反発しながらもチームの一員に溶け込んでいく。
    下町の町工場を舞台に自殺の記事から、物語が進んでいく。
    ハッピーエンドの結末ではなく、決して誇張されない展開に好感が持てた。

    久々の著者の本を手にとり、『捌き屋』『公安シリーズ』とは違うシリーズ化に進んでいくのか今後も楽しみだ。

  • 仕事してる立場で読んでいて普通に面白い。いい意味でぼーっと読むのに適した本です。

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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