- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334767280
感想・レビュー・書評
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個人的には好きな部類の内容でした。
人によっては壁本なのでは?笑
ただ物語のトリックがわかった時には鳥肌が立ちました。
最後の一文には失笑しました笑
解説がとても良きです。 -
最後の最後で一撃が来ました。見えないものが見えるようになるのって怖いし、本当に面白いです。この作品は明日の読書会の課題本ですが、我々は生きて帰ってこれるのでしょうか……
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「電気人間って知ってる?」一部の地域で根強く語られている奇怪な都市伝説。真相に近付く者は次々に死んでいく。語ると現れ、人の思考を読むという電気人間は存在する!? ライターの柵馬朋康もまた謎の解明に乗り出すが、複数の仮説を拒絶する怪異は、彼を出口の見えない困惑の迷宮に誘う――。ミステリか、ホラーか。ジャンルの枠を軽妙に超越する鮮烈の問題作!
遠海事件の時にも感じたのだが、この作者はミステリ通な人たちには、受け入れられる要素が多い作風だと思う。
電気人間という都市伝説に関わった人間が、不自然な死を遂げていき、物語の方向性(ホラーなのか?ミステリなのか?)がわからないままに、徐々に本格ミステリとしての形がとられていく。推理による仮説は、背筋が凍るような怪奇な事件と絡み、ホラーミステリとしての設定をうまく引き出している。しかも、これはバカミス!!納得できない強引な結論には苦笑い…
と油断していると、企みに度肝抜かれることとなる。不安定な既視感や違和感は確かにあったのだが、某作でも有名な〇〇〇を、恐ろしくも巧みに使うことで、本格ミステリとして、また、ホラーとして、圧倒的な作品へと押し上げている。「えっ!?」と声が漏れるほどのサプライズ。愕然としていると、ラスト1行で神作品へ…と思うのは私だけでしょうか?壁に投げつけるのはやめましょうね笑 -
4.2
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メフィスト向けな作品。
小学生そんな難しい事喋らんやろ…ってずっと思いながら読んでました笑
たしかに最後の展開は衝撃でしたが、全体的に「??」が多い作品でした。発想は良き。 -
ミステリー
おもしろい