トラップ・ハウス (光文社文庫 い 35-11)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768256

感想・レビュー・書評

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  • こんなトレーラーハウスには乗りたくないと心底思った。
    仕掛けられた罠の数から、目的達成に向けた犯人の執念が感じられて恐ろしくなる。
    閉じ込められた人間の思考回路や行動心理を計算して徹底的に追い詰めるやり口は、ある意味称賛に値する。
    こんなの頭が良くないと思いつかんよなあ。

  • 何もかもチープすぎだろ。設定に無理がある。窓が割れなくてもドアはラッチひとつで留まってるんだから簡単に破れるだろ。そんなに狭いんだから1人死んだ瞬間に家探しして全部目覚まし見つけろよ。転んでとかテーブルの天板で頭打ってとかで簡単に気絶しすぎだろ。めちゃくちゃだよ。設定が酷くて没入できないよつまんないよ!それにさ、友人が説得できないからってキリで脚を刺そうと思うって何それ頭おかしいの?飛躍しすぎだろ。無理しかない。あとね、この作家さ、登場人物が、あれ?何か引っ掛かるぞ?あ!閃いた!っての多すぎ。下手くそなの?

  • 石持さんの本は正直当たり外れがあり、これはハズレだと思う。トレーラーハウスが密室となり、画鋲とかボヤとかのしょぼい仕掛けで大学生達が追い詰められていく。
    クローズドサークル、心理戦ものの第一人者だと思うが、これは登場人物も動機もピンとこないまま終わる。

  • 一気に読んでしまったものの…登場人物、出てこないけど出てくる人物も含めて、多すぎて、なかなか人物像が描けず。

    犯人がわかっても、あまり、感慨を受けることはできなかった。最後のシーンも突拍子なさすぎたかなー

  • サクサク読めた。密室になって数時間で展開するあたりが読みやすかった。

  • シンプルに面白くはないって感じ。
    登場人物多すぎてイマイチどんな奴らかわからない。

  • 色々と幼稚

  • 石持浅海のクローズドミステリー

    少し大きめのトレーラーハウスに卒業旅行で遊びに来た大学生10人!?

    そこには罠がありました。

    ・外に出られない
    ・画鋲や針があちこちに
    ・目覚まし時計

    なんだか解らないウチに引き込まれて あっという間の295ページでした。

    何故かレザボア・ドッグスを思い出した。

  • 石持さんの作品、ずっと気になってて…しかもわたしの大好きなクローズドサークル!!期待に期待して読んだけど、あまりグッと来なかった…。話が展開して行くうちに、犯人は誰だろう、って仲間内での探り合いには、ドキドキした。他の作品も読んでみよっと。

  • 大学最後の思い出を作るための卒業旅行。
    トレーラーハウスという非日常な環境に気分が高揚していたが、入ったが最後、ガスも水道も止められ、ドアも窓も開かない密室。
    散りばめられた罠に、一人また一人とはまっていく。

    楽しい雰囲気から一転、恐怖の空間へ。
    登場人物たちの変化していく心境がリアルで、読みながらハラハラしました。
    やはり石持さんワールド好き。

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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