海のイカロス (光文社文庫 た 42-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769789

感想・レビュー・書評

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  • 大門剛明氏の作品。
    自然エネルギーの中の潮流発電の研究者・正岡 周平が企てた完全犯罪の行方は...

    最初から、容疑者が分かっているという意味では、倒叙ミステリーの一種でしょうか。
    (倒叙ミステリーは大好きです(笑))

    研究仲間の七海の自殺の真相を知った正岡は、ある人物に復讐を決意する。
    その方法とは、恐らく、誰も考え付かない殺人計画であった...

    二転三転する展開に、読者もすっかり裏をかかれます。果たして、こんなにうまく行くのかと、やや疑問もありますが、ストーリーの展開は、さすが大門氏と言えると思います。

  • 或る研究者の完全犯罪による復讐殺人を描いた作品なのだが、余りにも都合の良い事象が連続しており、期待に反してつまらない作品だった。

    潮流発電の研究者・正岡周平は、研究仲間の七海の自殺の真相を知り、復讐殺人を計画するのだが…

    唖然とするような殺人計画…あり得ない…

  • 展開が早い。真面目な研究者ならではの完全犯罪にはびっくり。

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著者プロフィール

1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞、及びテレビ東京賞をW受賞。ほかの著作に、『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』など。

「2023年 『正義の天秤 毒樹の果実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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