猫の時間 (光文社文庫 つ 12-15)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772406

感想・レビュー・書評

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  • ただの猫物語ではなくミステリーが掛け合わされていた。
    もう一度読み返したくなる作品。

  • 猫がメインの短編集。

    それぞれの話でしんみりほっこり。
    一日会わなければ、猫にとっては四日の空白。
    一年会わなければ、四年の別れ。

    猫ではないが、今一緒に生活している犬との時間をもっともっと大切に過ごそう。

  • タイトル通り猫がメインの短編集。感動話と聞いていたのでそこまで謎解き要素はないだろうと思っていたが、猫と人間との関わりから生まれるちょっとした謎がどの話にもあり、特に最初の話の「ネコの時間」で解かれた謎は解説にも書かれていた通り家で読んでいてよかったと思った。

  • 猫がテーマの小説。ネコの魅力がたっぷりでてきました。

  • 人間と猫の織りなす日常の物語。まさに「共生」という言葉がふさわしい気がします。猫と一緒に生きていく人間、人間も一緒に生きていく猫。猫を愛する人たちの、何気ない行動の中に、猫への愛が満ち溢れているんだなあ・・・心がほんのり温かくなる小説でした。

著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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