君は戦友だから: CFギャング・シリーズ (光文社文庫 き 1-57 CFギャング・シリーズ)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334772864

感想・レビュー・書評

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  • 海外で大きな仕事を成功させた爽太郎の元に、警視庁からあるキャンペーンのためのCF作成のオファーが飛び込む。
    気乗りのしない爽太郎だったが、先方から亡き恋人の里美の名前を出され、話を聞くことに。
    打ち合わせの席にやって来た警視の圭子の過去を知った爽太郎は仕事を引き受けるが、そのキャンペーンを妨害する動きがあり、圭子自身が危険な目に遭ってしまう。

    2016年5月20日読了。
    久々のCFギャングシリーズ。
    少し大人になった爽太郎がとてもいいです。
    リズムを失わず、でも、少し深くなっている感じ。
    随所随所に登場する喜多嶋節に、元気をもらいました。
    このシリーズはもともと好きなので、こうやって数年に一度でもいいから復活しつつ、続いていってくれたら嬉しいですね。

  • 反テロの国際アワードで活躍したCFディレクター流葉爽太郎
    警察庁から危険ドラッグ撲滅キャンペーンの話が持ちこまれる

    “広告界の問題児”流葉爽太郎が活躍するCFギャングシリーズ
    『美しき敗者たち』以来6年ぶりの最新作
    (1985年のシリーズスタートからかぞえて20作目)

    エンタテインメントの王道、黙って読むべし

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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