覚悟の紅: 御広敷用人 大奥記録(十二) (光文社文庫 う 16-25 光文社時代小説文庫 御広敷用人大奥記録 1)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774912

感想・レビュー・書評

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  • 2018.8.31.たまたま1巻を手に入れる機会があり、面白くて2巻、3巻購入した。その後チラッと見てみると同じ内容の繰り返しのようで思い切って途中の7巻、そして11巻12巻を読んだがほぼ話が繋がってしまったのは作家さんの親切心かどうなのか…。天英院、月光院と吉宗の攻防にとても興味があったのでその部分は面白かったが忍びのところは命が軽々しく消費されていく様子が虚しかった。
    敵方の、忍びとは思われないようなお粗末な事態は実際に江戸に住むようになって鈍ったのか味方に肩入れする作者のせいなのか、そこも興ざめなところがあった。

  • 第十二弾、第二シリーズ最終巻
    天英院の策謀に対し反撃に出た吉宗だが、最終的には京を含めた反撃により、竹姫(歳の離れた大叔母)との一夜の契りの後の別れ、舘林藩とはけりはついたが、後は伊賀忍者の位一部、闇の組織との問題は未解決で役目解放

  • 悲恋ですね。水城聡四郎の続シリーズを楽しみにしてます。

  • 竹姫の願い届かず
    戦いは新たな戦場へ

  • お広敷シリーズの最終話。
    吉宗が将軍としての覚悟を決めるまでの話になっている。新シリーズは、金、女と来たのでモノかヒトになるんだろうか。それはそれで、楽しみ。

  • 90

著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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