- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334775445
感想・レビュー・書評
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書かれた時代性か『少女』というものに勝手に神秘的なものを求めた作品が多くミステリー度も低い気がする。芦部拓のシリーズものだけは他も読みたいと思った。
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【収録作品】江戸川乱歩「オルレアンの少女」/連城三紀彦「少女」/仁木悦子「うす紫の午後」/山田正紀「少女と武者人形」/石沢英太郎「五島・福江行」/有馬頼義「白い道の少女」/芦辺拓「路地裏のフルコース」/丘美丈二郎「汽車を招く少女」/木々高太郎「老人と看護の娘」/角田喜久雄「笛吹けば人が死ぬ」/結城昌治「バラの耳飾り」/夢野久作「白菊」/笹沢佐保「六本木心中」
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2017年10月光文社文庫刊。13編のアンソロジー。東京光文社ビルにあるミステリー文学資料館編というのが目新しい。古色な話が多く、アンソロジーでしか読まない話に巡りあえました。「オルレアンの少女」江戸川乱歩/「少女」連城三紀彦/「うす紫の午後」仁木悦子/ 「少女と武者人形」山田正紀/「五島・福江行」石沢英太郎/「白い道の少女」有馬頼義/「路地裏のフルコース」芦辺拓/「汽車を招く少女」丘美丈次郎/「老人と看護の娘」木々高太郎/「笛吹けば人が死ぬ」角田喜久雄/「バラの耳飾り」結城昌治/「白菊」夢野久作/「六本木心中」笹沢左保
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ほ~、この中にアリスやドロシーと肩を並べる子が居ると言う訳ね。。。
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『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』を挙げるまでもなく“少女”が活躍する名作は数多い。成人女性にはない、少女特有の未熟さや危うさ、刹那的な美しさが魅力となり、作品をいっそう引き立てているのかもしれない。ミステリーにおいても少女は格好のテーマで、本書に収録した13の作品に登場する少女たちは、いずれも謎めいた妖しい煌めきを放っている!!
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334775445