- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334775988
感想・レビュー・書評
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死神シリーズ第二弾。前作が面白かったので手に取った。今回もまた動物になった死神のコミカルさと謎解きのミステリが上手い具合に融合されていて面白かった。
色々な人の魂に触れて、人間を理解していくクロ。ミステリ部分も前回より強くなっていて、自然とページをめくる手が進んだ。 -
バラバラと思われていたそれぞれの事件が1つに繋がり、死神クロとバディを組んでいた麻矢の秘密も明らかになる過程がしっかりと書かれており、最後すっきりとした結末であった。
南郷夫妻のストーリーは長年連れ添った妻への不器用な夫からの愛情が表現されており、阿久津一也と知美のストーリーも切ない結果であった。
しかし全体的には暖かい空気感の漂う内容であり、読了感も良かった。 -
黒毛の猫として派遣された死神。地縛霊を救ううちある製薬会社の謎が関わっていた。ピンチにクロ達を助けにきてくれたレオ。最後は今回も悲しいお別れ、わかってたけど泣けた。一つの会社でこんなに殺人や行方不明が続いてたらもう少し騒がれると思うんだけどな。今回は夫婦、恋人同士の絆にジーンときた。
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前作が大好きで期待値が高かったが、ミステリー要素が増しておもしろく、テイストの違う黒猫の主人恋も好きになり一気に読み進めた
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優しい死神の飼い方に少し出てきていた、ルー大柴さんみたいな死神が、猫になって現世へ。このくらいのミステリーなら、もやもやせずに楽しめる。刑事さんがとても可哀想だったなぁ。くやしかろう。
好きな言葉はあったけど、一度読めばまんぞくかな。 -
死神シリーズ第二弾。今回は前作の主人公レオのマイフレンドであるクロか主人公で、魂の未練を解消するために白木麻矢(中身は別人?)と一緒に暮らすことになるが、不可解な事件が次々に起こり、それを解決していくストーリー。前作よりも伏線回収やどんでん返しは凝っていて、なおかつラストの場面では深く感動した。「この作者は医療ミステリーや本格ミステリーだけでなく、こういうハートフルな作品も書けるのか。」という思いも浮かんだ。