ココナツ・ガールは渡さない: CFギャング・シリーズ (光文社文庫 き 1-59 CFギャング・シリーズ)
- 光文社 (2019年2月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334778019
感想・レビュー・書評
-
アメリカの大手広告代理店からフランス政府の公共広告を依頼された爽太郎
シンガポールで出会った少女を起用したコンテをつくるが企画は通らない
海洋研究を志す彼女は何者かにつけねらわれ、身に危険が及ぶ
カギを握るのは彼女の亡き父が残した一枚の写真
南国を舞台にスピーディーに展開する愛とサスペンス
流葉という男の〈生きる流儀=ウエイ・オブ・ライフ〉を軸にした痛快な冒険物語かつ美しいラブストーリー
型破りのCFディレクター流葉爽太郎が活躍するCFギャングシリーズ22作目
前作『二十年かけて君と出会った』から1年半ぶりの新刊詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【あらすじ】
南洋の島々におけるフランスの支援活動PRの仕事を依頼された爽太郎だが、なかなかいいアイディアが浮かばずにいた。
そんなある日。あるカメラマンの回顧展に赴くことになり、そこで出会った少女のような女性のボディガードをすることになるが……。
【感想】
流葉爽太郎、35歳なんですね。
このシリーズに出会った頃には年上のおじさんだったのが、いつのまにかお兄さんになり、同世代になり、今ではかなり年下になっていたことに、軽〜くショックでした(笑)
変わらぬ爽太郎のやんちゃぶりと男っぷりを楽しみつつも、今回は爽太郎一人で行動しているので、厳さんとのやりとりや、熊沢やリョウなどのお馴染みのメンバーがいないのが少し寂しかったです。
とはいえ、いつもの喜多嶋節は健在で、心に栄養をもらった気分です。元気出たーーーーー!