夢を釣る: 吉原裏同心抄(五) (光文社文庫 さ 18-67 光文社時代小説文庫 吉原裏同心抄 5)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334778132

感想・レビュー・書評

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  • 吉原裏同心シリーズの30作目。
    「吉原裏同心抄」シリーズ(第二期)5作目。
    毎回、読むのを楽しみにしている1冊だ。
    特に女性の使い方がいい。
    今回、幹次郎に1年後に会所の頭取に就く話が出たが、1年後にこのシリーズを終えるという事なのか、心配だ。

  • 裏同心抄の五冊目。
    裏同心抄六冊目より後になってしまいましたが、五冊目はまだ決意を新たにしただけだったのですね。
    それから桜季の再出発。
    初音にとっての再出発。
    玉藻の妊娠発覚。
    老舗引手茶屋の掟破りと次の六冊目に繋がる新たな決意への展開がみられます。
    でもやっぱり汀女さんの心根は、同じ女としては無理。
    何となく玉藻さんに子ができたことで、自身の子のいないことにも引け目を感じていて、麻と幹次郎をたきつけているのではと勘ぐってしまうのでした。

  • これで終わるかと思ったらまだ続くのね。

  • 幹次郎、次の段階に行くのか?

  • 第五弾
    玉藻の懐妊で動きが、禁を犯す芸者、定廻り同心の地位を狙う隠密同心、掏りの拘束から吉原を狙う極悪集団
    最後は吉原会所の後継に

  • すごい
    八代目ですか・・・こんなに面白くなると思っていなかった
    思い入れのある作品のその後みたいな、サザエさん的作品だと思い込んでいました(笑)

  • 2019年3月光文社時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目。登場人物たちの動きが良く、大きな事件を郭の面々と未然に防いだ幹次郎。またまた次が楽しみに。

  • 吉原裏同心の仕事も充実し、なくてはならない人になった幹次郎.足抜け未遂を起こした桜季も三浦屋に帰り、一息ついた時に、上州の盗賊一味の動向が。。。

    ますます充実ぶりを見せるシリーズ。
    どこへ行き着くか。

  • 内容紹介

    廓の用心棒・神森幹次郎は、姉妹の売れっ子見番芸者が、禁忌を犯し客と床入りをしているとの噂を聞く。同時に年の瀬、煤払いの賑やかな吉原で、二人の間抜けな掏摸が捕まる。二つの小さな出来事の陰には、吉原を貶める大胆な企てが蠢いていた。命を懸け大捕物に挑む幹次郎は、苦悩の果てに、新たな使命を心に誓う事になる。
    急展開を迎えるシリーズ第五弾。

    令和元年5月26日~27日

  • 幹どのは 誰にでも優しいなぁ。
    まさか、村崎さんにも優しいとわ!ビックリしました。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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