公方: 鬼役(二十七) (光文社文庫 さ 26-37 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2019年8月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334779009
感想・レビュー・書評
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将軍の毒味役である御膳奉行・矢背蔵人介には、幕臣随一といわれる田宮流抜刀術の達人であり、幕臣の不正を断つ暗殺役という裏の顔がある。
【野分去り】
養母・志乃さんのお弟子・琴の夫・誠之進の敵討ち。
【臑刈り継左衛門】
用人・串部の同郷(郡上八幡)の友・有村の敵討ち。
【人参騒動】
如心尼(じょしんに)の元お女中およしの敵討ち(?)と将軍家慶の一言による騒動。
字の大きい本を読んでいるとほっとする。
次作を楽しみにしています。
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公方 ー 鬼役シリーズの27作目
2019.08発行。字の大きさは…中。2019.10.09読了。★★★☆☆
野分去り、臑刈り継左衛門、人参騒動、の短編3話。
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2022.09.11修正 -
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gocciさん
おはようございます。
いいね!有難うございます。
わたしも、鬼役の新刊が待ち遠しいです。
やまgocciさん
おはようございます。
いいね!有難うございます。
わたしも、鬼役の新刊が待ち遠しいです。
やま2019/11/28 -
やまさん
こんにちは!やっとコメントの書き方が分かりましたw
鬼役面白いですよね~新しいのが早く出ないか楽しみです!!やまさん
こんにちは!やっとコメントの書き方が分かりましたw
鬼役面白いですよね~新しいのが早く出ないか楽しみです!!2019/12/02
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家慶って、評判悪いよね。
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2019年8月光文社時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ27作目。3つの連作短編。橘なきあとの暗殺御用に問題があると思っていたところ、今回は、そこが、公方を絡めて語られた。タイムリーだ。ネジの巻きなおしというところか。次巻が楽しみ。
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橘が自害して、大分状況が変わってきた
今後どのような展開になるか楽しみだ -
第二七弾
志乃の弟子の夫が無残な死、背後の幕臣と商人を
用人串部の濡れ衣を、背後には旧友と悲しい過去
公方の何気ない一言から野望を膨らます者、鳥居と金四郎の確執が -
3話からなる。
「野分去り」昔も、土地問題、不動産に関わる賄賂・汚職問題に書類改ざん・・・
『土一升金のぢみょうけ一升』、、、日除け地に拝借願いを提出し、又貸しをしてしまう。
法の網をを潜り抜けて、金儲けの亡者が、罪のない者を陥れる。
誠之進の悩みを聞いた蔵人介が助言し、彼が、妻へ託した感謝の気持ちの手紙が、悲しみを誘う。
「臑刈り継左衛門」蔵人介の下で10年も仕えている串部の臑刈りの辻斬りの疑いに、奔走する。
串部の過去の話も・・・
遠山の金四郎の言葉も避け、鳥居甲斐守と、目付部屋での2人だけの会談。
お家断絶の境目なのに、蔵人介は、鳥居の高圧的態度と言葉を蔵人介は、「鳥居様、貴殿のお命は掌中にござる」!!!
何とも、胸のすく言葉!
反対に、蔵人介の上位の立場へと逆転していた。
不肖の息子の大名家たちへの成敗。
しかし、亡くなった者たちは、生き返らないことが、無念である。
「人参騒動」朝鮮人参の贋物をさばく悪者たち、、、何処まで、黒幕がいるのか?
蔵人介も串部も、、、2人で、戦うのは、、、、百姓小屋での戦い。
そして、橘の後継者の狙いは・・・
家慶へ、楓の間へ導き、橘の亡霊となって、換言するのは・・・・勿論蔵人介である。
家慶は、自分の言葉を、もっと重要な意味を持つことに、確信して欲しいと、蔵人介は願っているだろう。
次の巻が待ち遠しい。
おっしゃるように、僕も、次が楽しみです。
おっしゃるように、僕も、次が楽しみです。