- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334780425
感想・レビュー・書評
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三浦しをんの初期エッセイ。この中で一番びっくりしたのは、三浦しをんと講談社とのいざこざというかトラブルというか…2023年現在も講談社から一冊も出てないの、三顧の礼どころじゃないじゃん!
この本に限ったことじゃなく、三浦しをんのエッセイ全般に言えることだけど、エッセイというよりブログを覗いている感覚に近い。実際オンライン連載だったというのもあるんだろうけど、古き良きブログ文化を思い出させてくれる文体。
あと、2000年前後ということで言葉の感覚がかなり現代と違うのは面白かった。フェミニストの意図も2023年とは微妙に違う気がするし、何よりホモ小説って単語は今だと使えないだろうなぁ。
売れっ子作家としての三浦しをんしか知らなかったので、仕事がない・将来の見通しが立たないという不安定さを赤裸々に綴る三浦しをんプロトタイプって感じで新鮮だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014年10月19日読了。
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2014.5.29
三浦しをん氏エッセイ
氏と同じ道を歩む者として…ガクブルしながら読みました。
自分or友人たちとの会話はこんなだな〜
わかるっ‼わかるよ〜 -
三浦しをんさんの最初のエッセイ。何気ない日常をこんなにも楽しく面白く表現できるなんて凄いですね。「なんでこんなこと思い浮かぶの?」と思うほど妄想力が発揮されていて圧倒されました。他の作品も読んでみたいですね。
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しをんさんのエッセイを初めて読んだ「お友だちからお願いします」で
”よそゆき仕様(当社比)”とあったわけがわかった。
「お友だち~」でも爆笑させてもらったけれど
確かに”よそゆき仕様”だったのかもしれない。
面白い!いやはや面白い!
しをんさんの考えるウルトラマンと宝塚の関係が爆笑
もう宝塚笑えちゃって見れないかも知れない(笑) -
ウェブマガジンに掲載されていたのを選定したものだからか、文章のテンションがバラバラで読みにくい所も。。。
反則技の所が面白かった。
また山田花子(仮名)さんに登場してもらいたい。 -
今はエッセイの名手の三浦しをんのこなれない文が読めるのがこの本の良いところ。
にしても、しをんさんは遊びすぎだろう。
羨ましいくらいに、酒を浴び、旅をし、本をむさぼる。いいなあ。 -
ひとつのことに対して非常に深く考えてるなーと思うことがしばしば。クリスマスに対する憎しみから足の甲の毛に関してまで色々と(笑)とにかく、楽しく読める一冊です。
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2010/06/16
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2010/03/29読了。