冒険手帳: 火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫 c た 11-1)
- 光文社 (2005年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334783792
作品紹介・あらすじ
小石や木の枝を使った通信法、腕時計を使って方角を知るには、様々な条件下での怪我の応急処置、砂漠で水を得る方法、食べられる野草と料理法、兎や鳥・魚を捕獲する…etc.。いざというとき、どうやって生き残ればいいのか?多岐にわたる様々なノウハウ満載。刊行時、当時の少年たちの冒険心を刺激しまくった名著、待望の復刊。
感想・レビュー・書評
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日本に住んでいれば避けて通れぬ自然災害。地震、洪水など想定外の規模で被災したとき、生死を分けるのは「生き延びる知恵」の有無。
1972年に登山家初心者やキャンパーたちの間で話題になり、2005年に待望の復刊された名著です。
砂漠で水を得る方法、簡易ろ過機の作り方、用途別ロープの結び方、方角や時間を知る方法など何かと使えそうな情報が満載。
日射病と熱射病では応急処置の方法が真逆なのを初めて知りました。また、失神した人は、座らせて頭を膝の間に入れておくと脳に血が通いやすく回復しやすい、らしい。長距離を歩くときは内また歩き(インディアン・スライド)が疲れにくいそうなど・・豊富なイラストも楽しめる1冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒険をしていて怪我をしたときの応急処置やどう食料や寝床を確保するのかといったのをまとめた本
40年以上前に出ているが基本は変わらないはず -
"文明の利器を使わずに、火をおこしたり、米を炊いたり、野山での野宿時の心得など、サバイバル術をまとめたもの。本書が書かれたのが1972年(昭和47年)であるので、現代の常識からは外れてしまったものもあるかと思われる。
紐の結び方はとても参考になる図が多数ある。
本書のような構成の現代版の本もきっとどこかにあるだろうから、探してみたい。" -
昔単行本を何度も読んでいて、懐かしくてつい購入。姉妹版ともいうべき「おもちゃの作り方」も欲しい。
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少し古いが、豊富なサバイバル知識が面白い。また挿絵がたまに秀逸なものがある。
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キャンプなどで自然の中へ冒険に行くときに役立つ知識が、イラスト入りでわかりやすく紹介されている。
普通のキャンプではなく、狩猟したり、無人島に流されたり、遭難したときにも役立ちそうな知識も載ってます。 -
冒険手帳は大昔に自宅に転がっていた本なんだけど、知らぬ間に無くなっていた。捨てちゃったのかな。で、ふとした機会に復刊されている事実を知り、懐かしさも手伝って買ってみた。
大災害等が起きたときにどうやって生き抜くのか、を書いてある本なんだけど、サバイバルには必須な知識が満載で、改めて読み直してみても面白いなぁ、とか思った。あと、昔読んだ内容を意外に覚えていてびっくりした。多感な時期に読んだからかも。
あと、書いてある内容は流石に古く、現在の常識から外れている部分もあるので、鵜呑みにしちゃうとちょっと問題あり。ただ、文章の勢いとか挿絵の豊富さとかも手伝ってエンターテイメントとして非常に良く出来てる。
ちなみに似た内容でアップデートされた「新・冒険手帳」というのもあるので、本当にサバイバルしたい人はこちらがオススメ。 -
だいぶ前の本ではありますが…火のおこしかたとか、いざとなったら何が食べられるかとか、そして、そのなかに、ヒトがはいっていたりとか…w なかなかディープなので、これは本物かもって思います。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784334783792