駅に泊まろう! (光文社文庫 と 26-1)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334790820

感想・レビュー・書評

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  • いやー、読んで!
    ってより、ぜひ泊まってきて。
    と、なってしまう。

    もちろん小説としてもいいんですが。
    この宿に行って欲しい。

    ここに泊まったことがあるんです。
    本をよく見ないで買ったら、読んでいくうちに数年前に私が泊まったところじゃない!
    日本で他にも泊まれる駅があるんだぁ、と思ったら比羅夫の話でした。

    泊まった時のことを思い出しながら読めました。

    コロナおさまったら、また行きたいなぁ。

  • 初めての作家さん。
    実在する北海道の宿が舞台の小説。
    北海道に縁のある人、旅した事のある人は肯きながら読んでしまいそう。ドラマ北の国からの舞台となった富良野も登場し旅に出たくなる。比羅夫の宿行ってみたいなあ。

  • 駅のホームでバーベキューして、更に泊まれるなんて楽しそう。これが実在していて、さらに今も営業しているらしい。これは行くしかないな

  • ブラック居酒屋の店長だった美月が辞表を叩きつけて向かったのは、亡き祖父から譲り受けた北海道のコテージ。

    軽く読めて、鉄道や旅を満喫できる楽しい作品でした。
    個人的には、新幹線はやぶさグランクラスでガッツリ引き込まれました。
    美月、はやぶさだけでなく、北海道に着いてからの行き方も調べておこうよ…という部分はご愛敬。(これは後日の富良野行きでも同様なので、美月の性格ですね。)

    オーナーとなった美月と、ぶっきらぼうだが実は優しい(有川作品でもよく見る…)高身長イケメンスタッフの亮が、コテージ比羅夫を舞台にどのような日々を過ごすのか、シリーズ物なので今後も楽しみに読んでみたいと思います。

  • 東京のブラック居酒屋でパワハラ三昧だった美月が辞表を叩きつけて向かった先は北海道の比羅夫。駅舎で泊まれる日本で唯一の宿のオーナーとして、コックの亮ともり立てて行くことになる。

    最初は物語の架空の設定かと思いましたが、本当に存在するお宿で、自分も泊まりたいと思いました。ドラム缶の上でBBQなんて考えただけでも美味しそうだし、羊蹄山も登ってみたいなと。

    登場人物も、見た目ヤクザな訳ありの男性や、亡き夫を偲ぶ年配女性の人たち。おせっかいを焼きすぎる美月や亮のぶっきらぼうだけど優しい気持ちが旅人の心を溶かしていく。
    決して大きく心揺さぶられるなんてことはありませんが、それでも続編が読みたいなと思える一冊でした。

    • pさん
      泊まったことあるんです。
      ぜひ、行ってみてください。
      星空もキレイでした、天の川を肉眼で見れましたよ。
      泊まったことあるんです。
      ぜひ、行ってみてください。
      星空もキレイでした、天の川を肉眼で見れましたよ。
      2020/12/08
    • 匿名希望さん
      pさん。コメントありがとうございます。
      泊まったことがあるんですね。私も是非、遊びに行ってみたいと思いました。駅舎のドラム缶でBBQとか、...
      pさん。コメントありがとうございます。
      泊まったことがあるんですね。私も是非、遊びに行ってみたいと思いました。駅舎のドラム缶でBBQとか、星空とか羨ましいですよね。
      2020/12/09
    • pさん
      返信ありがとうございます。
      雑誌で見つけて、泊まってみたいなと思い行きました。私はコテージに泊まったのですが虫が出ました。虫苦手な方は厳しい...
      返信ありがとうございます。
      雑誌で見つけて、泊まってみたいなと思い行きました。私はコテージに泊まったのですが虫が出ました。虫苦手な方は厳しいかも。
      この本が比羅夫のことと思わず手に取ってましたよ。表紙の絵をよく見たら比羅夫って書いてました。笑
      2020/12/09
  • ブラック企業に辞表をたたきつけてから北海道のコテージのオーナーになるまでの流れが大好きです。新幹線やそこから見える景色、ローカル列車の様子など事細かに描かれているので本当に北海道に行ったような感覚になれました!

    実際の宿をモデルに描かれているそうです。調べてみたら描写通りのコテージで、ホーム上でのバーベキューや、丸太を切り抜いた露天風呂、私も体験してみたいなぁと思いました。

    続編も楽しみです(^^)

  • 北海道の超ローカル駅、比羅夫にある駅舎コテージのオーナーになった桜岡美月のお話。実際に比羅夫駅は駅舎が民宿になっていて、鉄道好き、北海道好きにはたまりません。感動系ではありません。

  • 読書が好きな人も、そうでない人も是非読んで頂きたいです。
    読んでてほっこりしたり、クスッと笑える部分があり、自然も感じる事が出来る本でした。
    北海道に住んでおりますが、羊蹄山を見る事があっても比羅夫駅近くに行った事はなく、最後の作者のあとがきを読むまで、実在する宿だとは思いませんでした。読みながら、こんな宿があれば…と思っていたので、実際に行ってみようと思います。車で行く予定ですが、読んでいるとJRを使った方が良いかな?と悩んだり…。しっかりと予定を立てて、遊びに行きたいと思います!

  • 鉄道や旅が特に好きな訳ではないのだけれど惹かれてしまう!
    ローカルな駅や路線、数時間に1本しかない電車やバスに煽られそうなのに何か心のゆとりを感じてしまう。
    小説片手にゆったりのんびりと旅をして温泉に浸かって…山にも登って素材の美味しい素朴な料理を堪能して人生の御馳走を存分に味わいたいなぁ〜と思わされる。
    鉄道って…旅って…いいのかもしれない!
    その良さにちょっと気付かされた!
    時間に煽られ忙しく日々を過ごしている自分には心の栄養になる一冊。

  • 本の内容は読んでいる途中でわかってきて、あまり面白くなかったのですが、後書きを読んで作者の思い入れがわかり良かったです。今後に期待します、

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著者プロフィール

2011年、集英社より「電車で行こう!」シリーズで小説家デビューを果たす。「駅に泊まろう!」(光文社)など多数の鉄道小説を執筆中。
最近はずっと旅に出ていることが多くなり、このままだと家にいる時の方が少ないかもしれない。
「Exp」シリーズも二巻目となりました。
引き続き、よろしくお願いいたします。

「2022年 『RAIL WARS!Exp 人型重機は國鉄の夢を見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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