ロンドン狂瀾

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910723

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  • 1930年のロンドン海軍軍縮会議を題材にした政治小説。外務省情報部長雑賀潤は、難航する条約の批准に向けて、海軍の軍人や枢密院を相手に文官としての正義の戦いに挑む。政党政治の党利党略、軍の暴走に立ち向かう外交官の真摯な姿が描かれている。読み応えのある作品。

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著者プロフィール

中路啓太
1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、「火ノ児の剣」で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞、作家デビュー。2作目『裏切り涼山』で高い評価を受ける。綿密な取材と独自の解釈、そして骨太な作風から、正統派歴史時代小説の新しい担い手として注目を集めている。他の著書に『うつけの采配』『己惚れの記』『恥も外聞もなく売名す』など。

「2022年 『南洋のエレアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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