襷(たすき)を、君に。

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910808

感想・レビュー・書評

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  • 女子高生の陸上部で駅伝を目指す子達の話。
    女子ならではの体のこと、過食や貧血などについても触れられている。
    過酷なスポーツに取り組んでいながら、女子高生らしい雰囲気も出ていて、楽しく読めました

  • 爽やかスポ根。
    ど真ん中ストレートが気持ちいい!

    お、ブクログ登録 666冊目 でした。

  • sg

  • 駅伝もの。周囲の期待と親との確執におしつぶされる天才少女と彼女に憧れを抱いて陸上を始めた少女。ふたりをメインに進む爽やかな青春小説。

  • 駅伝を走る女子高生たちを描いた青春小説。主人公は高校から陸上を始めた倉本歩。駅伝を通じて成長していく高校生たちを熱く描いたスポーツ小説。

  • 6

  • 読んで良かった。

  • 最近 ちょっと人間関係に疲れていたので、スカッとスコポン系の作品を選んでみた。

    主人公の歩は陸上初心者
    それでも 良い指導者や仲間に出会い 成長していく

    スポーツで極めていくことの辛さや故障の苦しさなど
    どっぷりスポーツ界のあるあるが満載でした。

    読んでる間 どうも高瀬先生が、私の脳内では「スラムダンクの安西先生」に変換される。
    う~ん 陸上やる体つきではないよね(笑)

  • 負けるな。自分に負けるな。夢を運べ。襷に乗せて。走れ、自分を信じて。自分を、そして仲間を信じて走ろう、みんな頑張れ。

  • 好きというだけで陸上部に入り記録を伸ばしていく幸せ。才能はあっても義務で走らされるつらさ。

  • 高校駅伝の話、キャラクターの性格が個々にはっきりしていて読みやすい。ストーリー構成としては漫画を読んでいるようで、細かい情景の記述が少なかった気がする。

  • キャラの描き分けがしっかりしていて面白かった。

  • 高校女子駅伝を中心にした物語。おもしろいんだけど、なんかちょっと足りない感じ。 2016.3.27

  • 普段読まないタイプの本だったけど、すごく面白く読めた。
    瑞希が揉めるところで歩がちょっと脳天気すぎて冷や冷やしたし、監督のとこ戻っちゃうの!?また元通りだよ!?と思ってしまったけど。
    あと一カ所唐突に三人称が一人称になっててびっくりしてしまった。
    ラスト近くの、それぞれの気持ちが書かれたところはグッと来ました。特に三年生コンビの話。
    ずっと走ってる描写なのに飽きないというか、新鮮に読めるのがすごいな、と。

    でも、私が和を尊しとしない人間なので、そういうオチになるかー、とちょっと思ってしまったのも事実だった。
    瑞希もっとわがまま言ったりしていいよ、頑張りすぎだよ、とも思った。

  • さわやか。

  • 強い選手だけ、しかも、監督が探し出してきた選手しか、入部できない陸上部なんて、イライラする。(それが強豪校の当たり前なのかも)自分の妻も、娘もダメにする指導者。そんな中で、ただ一人、走りたいという気持ちで、周りとの関係を築いていく歩。それが高校生だよなあ。

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著者プロフィール

大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著書に「国際犯罪捜査官・蛭川タニア」シリーズ、『ガールズ空手 セブンティーン』『襷を、君に。』『シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―』などがある。最新作は『襷を我が手に』。

「2018年 『始まりの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

蓮見恭子の作品

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