- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334912642
感想・レビュー・書評
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日本を舞台にしたロードレース小説。
あくまでもレース主体のお話。もっとボリュームがあれば、色々なエピソードを追加出来ただろう。
まぁまぁ楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あら、全然期待してなかったのに、楽しめてしまった、というか、作家さん上手いなぁと感心してしまった。ロードバイクに乗るので、ロードレースのことはある程度知っているつもりだけど、この小説ならたぶんまったくロードレースを知らなかったとしても、ある程度のルールとか、特有なワード(逃げ、ローテなど)、エースとアシストの関係などが読むだけで、楽しみつつわかってしまうのではないだろうか?しかもこれだけ説明しながらも、わざとらしく感じないどころか、きちんと飽きさせずに、小説として楽しめるストーリーを構築している。ロードレース見てみたいって人に、とりあえずこれ読んでって渡してあげたい。
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エルソレイユ仙台の若手ミナト・コバヤシが主人公。ツール・ド・フランスみたいな自転車競技はチームプレー、チームのエースを勝利させるために他の仲間はサポートに。一列の隊列を組んで進んでいく。ラッシュの駅で同じ方向に進む人の後についてくと楽でしょ、あれです。自転車競技に詳しく無い人でも十分楽しめ、熊谷ワールドに引き込まれ行けます。なかなか楽し~‼
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ロードレースの専門用語の解説もその都度入りとても読みやすい。
ただレースの臨場感とキャラクターの印象が最後まで薄くいまひとつの印象。
サクリファイスの方が個人的には面白かった。 -
若者の成長という軽いテーマだが、最後の全日本選手権では手に汗を握った。著者は乗っているということなので、もっと自転車の話を書いて欲しい。
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自転車ロードレースの話。
ロードレーサーの小林湊人が所属するエルソレイユ仙台に、梶山浩介が加入することになった。梶山は、16年前にヨーロッパに渡り、ツール・ド・フランスにも8回出場、世界のトップレベルで戦ってきた選手だ。
今季限りでの引退も囁かれていた梶山が、なぜ日本の、しかも新参チームに移籍するのか。
面白かったが、マイナースポーツ故か説明部分が多く、初心者向けの甘い話となった印象。
やはり近藤史恵の「サクリファイス」シリーズの方がずっとシビアで面白い。
(図書館) -
自転車、乗らなきゃ。
しばらく乗ってないからな
そんな気にめっちゃなります。 -
才能に気づかない若手選手が、超有能な先輩と、仲間に囲まれて開花する。
ロードレースものは面白い。
そんな駆け引きがあるんだよなあ。
自転車は乗るもの観るのも好きだし、読むのもいい。
あまりメジャーなスポーツではないので、初見の人にどういうふうにルールとか展開を織り込んでいくかも難しいと思うのだが、そこは、今ひとつかな。
全体に淡々としてて、そこが不満。盛り上がりに欠けた。 -
自分も趣味で、自転車に乗ってるので
読んでいて面白かった
展開はありがちだが
それでも最後まで楽しく読めました