MGC(エムジーシー) マラソンサバイバル

著者 :
  • 光文社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334913007

感想・レビュー・書評

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  • 駅伝とかマラソンが好きなので読んでみた。

    こっちも走ってるかのように疲労感が・・・
    黙々と1人旅だけど、いろんな思いを抱えながら走ってるんだろうな~

  • 興味ある分野なので入り込めた。しっかり調査してるしレース中の選手の心理描写も的確。実際のMGC設定を踏襲しておりリアリティもある。ノンフィクションっぽいフィクションというスポーツジャンルに新境地を開いたか。

  • 先日開催された東京オリンピックマラソン競技日本代表選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)。初めて実施された一発勝負のレースを舞台に、日本代表を目指して走る女性ランナーたちの物語だ。
    華々しいデビューを飾りながらも、プレッシャーからメンタルを崩してしまっている若手選手、一度は引退するも出産後に復帰した選手など、それぞれに違った競技生活や人生を送ってきた選手たちの視点から描かれるレース内容とそれを迎えるまでの日々。2時間以上も走り続けるという特異な競技であるマラソンならではのレースでの駆け引きや決断、選手たちの抱える葛藤などに触れているうちに、どの選手にも代表の座を手にして欲しいなどという無理な願いを胸に抱きながらレースの行方を熱く見守ることとなった。

  •  読みだしたら面白くてがんがん走るように読んだ。個人的には橋田、須藤、花房選手を応援していた。
     どんなスポーツでも同じかもしれないけれど、その本番の長い時間の攻防からマラソンはスポーツという単純な位置づけだけでなく、レースまでの訓練の成果と調整力、レース当日におけるペース配分、がまん、精神力、他のランナーとの駆け引き、自分との闘いなど多くの因子が作り出すドラマだなぁと思った。
     2日間で一気に読んだ。明日からまたジョギング、いやランニングが楽しみになってきた。
     んで,京田・兵頭の走らないで高いところから偉そうにしている二人はレース後にどんなコメントをしたんだ?

  • リアルさがあって読んでいて面白かった。
    個性あるランナー同士の争いに引き込まれる感じあり。

  • 登場人物が多い。
    中心人物がコロコロ変わるので
    最初は人間関係つかんだり、
    人物の背景をつなぐのに必死。

    整理できてからはスムーズ。
    ランナーの駆け引きは
    この人数だから、面白いのかも。

  • テレビ中継でマラソンを見ているみたい。個々の思惑や駆け引きがあって、天候等の条件がある中で走るアスリート達をドキドキ見守る感じ。結果がどうなるのかわくわくしながら読みました。
    ただもうちょっと一人のキャラに寄り添ってくれた方が物語としての面白さが出たかなと思います。

  • ノンフィクションだと思って手に取った…。
    読みやすいは読みやすいです。
    終盤はかなり速足です。陸上競技だけに(笑)。
    コース変更は、いろいろかなりのダメージですね。

  • 2019/09/15 099

  • 一気に読んでしまった。途中レース結末が知りたくて、最後のページに手を伸ばしそうになるのをなんとか耐えた。

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著者プロフィール

大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著書に「国際犯罪捜査官・蛭川タニア」シリーズ、『ガールズ空手 セブンティーン』『襷を、君に。』『シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―』などがある。最新作は『襷を我が手に』。

「2018年 『始まりの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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