- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334923945
作品紹介・あらすじ
どうしてもっと、自分の生き方に自信を持って来なかったのだろう。あなたのつぶやきは、誰に届くの?直木賞作家・唯川恵、待望の最新作!長編小説。
感想・レビュー・書評
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仕事に生きる女性と家庭に生きる女性はそれぞれの辛さを分かち合うことができない。それは男性と女性でも同じなんじゃないかな…夫婦のすれちがいってここから来てる気がする。
でも自分で選んだ道だから、誇りをもって生きれるように私はなりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初の1ページで読むことを決める。
『わ~~~。しんどい。』
第一の感想。
未来の予習になった気がする。
『となりの庭』『もしあの時ワールド』、
それと比較して、幸せを感じていてはダメだと再確認。
自分の選択に自信をもとう
と改めて思う。
稼げる仕事も持っていないし、結婚もできていない私には、
どっちも贅沢な悩みだ!と思ってしまった。あはははは。 -
よくも悪くも普通。お互いの人生を羨ましがり妬みながら自分がうまくいっている時には自信に溢れ満足して。結局最後にはお互いに笑い話にできる。やっぱり隣の芝生は青く見えるって事かな。
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結婚して寿退社、かたや仕事バリバリ、独立まで。それぞれの20~60代までの話。
とにかく共感の嵐で、サクサク読破。
どっちの道が幸せなのかなんて答えはやっぱりないんだな…
女は見栄をはる生き物だなと改めて。自分が選択しなかった方の人生になんとなく負けた気になってしまうときがある、負けたくないって思う気持ち。
一番後悔してるのは、どうしてもっと、自分の人生に自信をもって来なかったのだらうってことかしらby乃梨子
隣の芝生は青く見えるかぁ… -
対極の2人の人生を途中まで書いている、2人に感情移入出来た本
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20代で同じ会社に勤めいてた2人
かたや社内結婚、かたや独立、
30代・40代それぞれの人生を歩んでいきます。
主婦がよかったのか、仕事にかけるのがよかったのか、
結論は描かれていませんが、
この溝は相当に深そうです。 -
冒頭の部分が共感できすぎて、おおおお!!と思った。
唯川さんの話はいつもさくさく読めるが、今回も同様、非常に読みやすかった。
まさか、一生を通しての話とは思っていなかったので、びっくりしたが、
2人の立場からの視点で話が進められていくのは面白かった。
色々と考えさせられる面もあり、よかった。