誰よりもつよく抱きしめて (カッパノベルス)

著者 :
  • 光文社
3.62
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本棚登録 : 197
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924669

作品紹介・あらすじ

水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。

感想・レビュー・書評

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  • 本当に欲しいものは、自分が傷ついても取りに行くだけの覚悟がいるかもしれない。
    う~ん、ちょっと甘いかな?生きるってもっと厳しい気がする。

  • だれも悪いことをしていないのに、色々なことがが悪いタイミングで起こり、悪い方向に進む
    月菜と良城は愛し合っているのになんでこうにも傷つくの?というかんじです
    2人は離婚し、それから3年後・・・
    ここからが感動です
    泣いてしまいます
    やっぱりこの2人は心の深い所で、ずーーーっとつながってたんだよね
    月ちゃん、よし君と呼び合うのも素敵だなと思います

  • 月菜と夫・良城は結婚八年目。
    表向きは仲睦まじく見える二人だが
    強迫的な潔癖症を患う良城は
    月菜に直に触れることさえできない。
    月菜は書店を訪れた青年・克麻に惹かれていくが
    彼も深刻な悩みを抱えていた…。

    +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

    3時間程で読み上げてしまいました。
    「空をしらないモジャ」の本をきっかけに出会った2人・・・
    お互い愛してるのに
    現実的な問題に直面し、夫婦の絆がどんどんと裂かれていく。。。
    1つ歯車が狂い始めると
    段々、こじれていっちゃうんだよね・・・
    読んでると胸が苦しくなりました。
    こういう結末になった事が意外で
    最後は、涙涙でした。

  • 月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、強迫的な潔癖症を患う良城は、月菜に直に触れることさえできない。月菜は書店を訪れた青年・克麻に惹かれていくが、彼も深刻な悩みを抱えていた…。

    ----------------

    予想外のラストでした。
    「なんにちかかるかわかりませんけど、かならずあえるばしょをしってるんです。」
    童話作家である彼は作品を改定し彼女に伝えた。
    涙が止まりませんでした。

  • 泣いた!泣いた!久しぶりにこの本で涙しました。
    夫婦のあり方を問う、ちょっと考えさせられました。
    私たち夫婦も、こんな心の繋がりをもっともっと感じたいなって。
    もうすっかり 新堂冬樹さんのファンです。

  • ひどい潔癖症に悩まされる夫と、その夫に触れてもらえなくなった妻。それでも二人の心は確実に繋がっていました。
    体の結びつきが無くても、心だけで繋がっていられる。そんなことを確認できる本です。

  • 2021.8.14-437

  • 1

  • 白いのはあまり。

  • 新堂冬樹ワールド満載。物に直に触れない、妻にさえも触れることができない潔癖性の童話作家と、8年間、それを見守っていた妻との純愛小説。愛することの大きさを教えられました。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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