- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334924669
作品紹介・あらすじ
水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。
感想・レビュー・書評
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本当に欲しいものは、自分が傷ついても取りに行くだけの覚悟がいるかもしれない。
う~ん、ちょっと甘いかな?生きるってもっと厳しい気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だれも悪いことをしていないのに、色々なことがが悪いタイミングで起こり、悪い方向に進む
月菜と良城は愛し合っているのになんでこうにも傷つくの?というかんじです
2人は離婚し、それから3年後・・・
ここからが感動です
泣いてしまいます
やっぱりこの2人は心の深い所で、ずーーーっとつながってたんだよね
月ちゃん、よし君と呼び合うのも素敵だなと思います -
月菜と夫・良城は結婚八年目。
表向きは仲睦まじく見える二人だが
強迫的な潔癖症を患う良城は
月菜に直に触れることさえできない。
月菜は書店を訪れた青年・克麻に惹かれていくが
彼も深刻な悩みを抱えていた…。
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3時間程で読み上げてしまいました。
「空をしらないモジャ」の本をきっかけに出会った2人・・・
お互い愛してるのに
現実的な問題に直面し、夫婦の絆がどんどんと裂かれていく。。。
1つ歯車が狂い始めると
段々、こじれていっちゃうんだよね・・・
読んでると胸が苦しくなりました。
こういう結末になった事が意外で
最後は、涙涙でした。
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月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、強迫的な潔癖症を患う良城は、月菜に直に触れることさえできない。月菜は書店を訪れた青年・克麻に惹かれていくが、彼も深刻な悩みを抱えていた…。
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予想外のラストでした。
「なんにちかかるかわかりませんけど、かならずあえるばしょをしってるんです。」
童話作家である彼は作品を改定し彼女に伝えた。
涙が止まりませんでした。 -
泣いた!泣いた!久しぶりにこの本で涙しました。
夫婦のあり方を問う、ちょっと考えさせられました。
私たち夫婦も、こんな心の繋がりをもっともっと感じたいなって。
もうすっかり 新堂冬樹さんのファンです。 -
ひどい潔癖症に悩まされる夫と、その夫に触れてもらえなくなった妻。それでも二人の心は確実に繋がっていました。
体の結びつきが無くても、心だけで繋がっていられる。そんなことを確認できる本です。 -
2021.8.14-437
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白いのはあまり。
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新堂冬樹ワールド満載。物に直に触れない、妻にさえも触れることができない潔癖性の童話作家と、8年間、それを見守っていた妻との純愛小説。愛することの大きさを教えられました。