ロコ! 思うままに

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 183
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924973

感想・レビュー・書評

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  • Amazonの紹介文見たら魂の回復が共通するテーマなんですね。
    どの短編も出てくる女の子が強くて可愛くて好きです。

  • 大槻ケンヂ御大の最新短編小説集。
    精神世界でアッチに行ってしまった人々を
    オーケン哲学で描いた感じ?

    「ロコ!思うままに」
    「モモの愛が綿いっぱい」

    の2つは共に秀逸なんだが、
    他のが如何せんマニアックすぎる。

    文庫本になったらお読みいただきたい。
    新刊で買えとは言えんなぁ。。

  • ステーシーと違って恣意的に文章をぐちゃぐちゃにしてないので読みやすかった。ああいうぐちゃぐちゃ文は読んでて楽しくもあるけど、あんまり続くと食傷気味になる、というか。

    オーケンは宗教だなあと思う。オーケンの中に神様がいてそれを信じてるオーケンがいてそんなオーケンが文章を書いたり歌を作ったりしているんだ。

    えすっ!いいーっ!ええーっくす!!!

  • 読後感悪い。気持ち悪くなります。

  • 最大の敵であり最愛だった父を越えて、ロコが外界に飛び出した瞬間、涙が止まらなかった。愛で、嫌悪で、ロックで出来た本です。

  • 大槻ケンヂの短編小説集。

    決して洗練された綺麗な文章ではないものの、
    オーケン節というか彼独特の世界観にずるずると引き込まれる。
    最後に収録されてる「天国のロックバス」なんてその最たる物だと思う。
    マリンブルーのストラトをメキメキ弾ける人はかっこいい。

    ロックが好きな人、好きだと思ってる人は読んでおくべき。
    少なからず心を動かすものが見つかるはず

  • 表題作とモモの愛が綿いっぱいはよかった
    怪人明智文代は怪人二十面相を読んでおけば楽しめただろうに

  • モモの愛が綿いっぱい - 細かいオーケンテイストはあるものの、至極ベタな話。ド直球。家族を持つ身として泣いた。

  • ロックでメルヘンな感じ。

  • 大槻さんの小説好きなのです。
    やはりロック臭がするからかしら。
    個人的には「天国のロックバス」がドキドキしました。
    全国のバンドマンさん、事故には気をつけて…。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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