円の未来 Yen's Future (光文社ペーパーバックス)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934248

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  • [ 内容 ]
    グローバル化の時代、通貨は各国の中央銀行の管理を離れ、自由に動き回るようになった。
    価値がないと判断された通貨は、あっという間に叩き売られ、その国の富は流出する。
    本書は、こうした状況下、円の将来はどうなるのかを、ドルや人民元との関連のなかで語っていくものである。

    [ 目次 ]
    第1章 日本に刃向かう円
    第2章 中国バブルの実相
    第3章 世界を駆けめぐる人民元
    第4章 対中「円借款」打ち切りの陥穽
    第5章 北朝鮮・核と資源と偽札と
    第6章 日本から離れゆく米国
    第7章 金融制覇をもたらしたIT政策
    第8章 自由貿易と「円」の国際化

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • グローバル化の時代、通貨は各国の中央銀行の管理を離れ自由に動き回るようになった。価値がないと判断された通貨は叩き売られ、その国の富は流出。こうした状況下、円の将来はどうなるのか、ドルや人民元との関連の中で語る。(TRC MARCより)

  • 元産経新聞記者として、これまでの政治経済の裏側を垣間見れるような筆致。
    今後の予測は、やはりドル凋落と一時的な円高?
    やはり、「日本消滅」?

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著者プロフィール

産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21年高知県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社入社。 ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)などを経て2006年産経新聞社に移籍。著書に『日経新聞の真実』(光文社)、『人民元・ドル・円』(岩波書店)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社)、『検証 米中貿易戦争』(マガジンランド)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックス)など多数。

「2023年 『金融大波乱 ドル・円・人民元の通貨戦争が始まった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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