命の限り、笑って生きたい

  • 光文社
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本棚登録 : 128
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334950583

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸内寂聴さんを知りたいならこの本!

    秘書さんと対話方式で進んでいくんですけど、お二人ならではのクスッとくるお話や、悩みについて書かれていて楽しく学べて面白い本でした。

  • 瀬戸内寂聴さんってこんな人なんだって初めて知った本です

  • キレイな若い秘書?さんがどんな人生を歩いてきて、今をどんな風に生きているのか知れて、良かった。
    思ったよりは、好き。私は寂聴さんもなんとなくまだ食わず嫌いだけど、触手がなかなか伸びない。もう少し年をとると読みたくなるのか?

  • 寂聴さんが亡くなられたのを受けてか?書店に大々的置いてあったので、手に取って読みました。
    正直なところ、寂聴さんのことは名前しか知らず、瀬尾さんについては全く知らない状態だったが、生前の寂聴さんが瀬尾さんと信頼して笑い合って仕事をしてきたのがすごくわかった。

    あとがきの頭がいいということは想像力を持っているということが確かになぁと思った。他にも、忘己利他の精神も大事にしたい。

    寂聴さんと瀬尾さんとの対談から多くのことを学べる一冊と感じます。

  • 瀬戸内寂聴さんと、秘書の瀬尾まなほさんの対談形式で進む本。

    66歳も歳が離れているし、寂聴さんは超有名な尼僧であり作家。堅苦しい関係になりそうなものだけど二人はとても仲良しなようです(笑)

    まなほさんが寂聴さんの頭を二の腕で締め上げたり、体を抱えあげたり、逆に寂聴さんがまなほさんを短い足で蹴ったりすると書かれていて、想像して思わずクスクス笑ってしまいました。

    読んでいくと、お茶目で愛嬌のある寂聴さんと、優しくて面白いまなほさんだからこそ成り立つ関係なのだなぁと分かります。

    全体を通して感じたのは、寂聴さんは「これが好き」「こういうことは嫌い」ということがはっきりしていて、素直に生きているということでした。
    一度刑務所に入ったことがあるような男が好きというのは、強烈ですが、私も自分の生きている間に自分を確立して、なるべく好きなように楽しく生きていきたいと思いました。

  • 「忘己利他」自分の事はおいておき、人の幸せのために尽くすこと。

  • 【最終レビュー】

    予約著書・図書館貸出。

    昨年・6月中旬

    〈寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさんの初エッセイ既読(18.6.14)〉

    →昨年末、既読した中からセレクトしたイチオシ著書の一冊(18年末・フリーダイアきレビュー

    https://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4334979602

    まなほさんのエッセイの既読から、約一年…

    昨年の既読前後以降の活動が

    対談・講演・あとがき(寂聴さんのショートエッセイ)を土台に

    型にはめず、様々なテーマを

    [赤裸々かつありったけに、気取らない雰囲気でトークしている様相]

    先入観なく自然とイマジネーションが浮かび上がる。

    と同時に

    メディア・ネットをフル活用しながらの

    [他のいろいろな活動においての生々しい裏話の数々も…]

    ホントに心底から、今、同性の友達になって欲しいと、切実に思えるお二方だと、キッパリと言い切れる。

    以下のあらゆる側面において、特に印象に残ったのを箇条書きにて並べてみようと思う。

    〈誹謗中傷・ネット対策…改めて、しっかり、懐に心がけていこうと思えた『貴重なアドバイス』〉

    〈今日までの、まなほさんの『内面的要素』が伺える『引き立っていく「成長ぶり」』〉

    〈率直に、感謝の気持ちだったり、よい面を、互いに、共有し、認め合っている『姿勢』〉

    〈好奇心並びにメディア活用で〉

    〈シンプルな健康の秘訣〉

    〈自分のできる範囲内で、何かしらできることを〉

    〈オンとオフのメリハリのあるライフスタイル〉

    〈まなほさんの『インプット&アウトプット』を通しての『文章力・語彙力』〉

    〈寂聴さんの背中や姿勢を通しての『まなほさんの「物の見方の視点の変化」』〉

    〈著名人の方々との交友を通して…〉

    〈寂庵(寂聴さんの寺院)に来訪される方々に対する、その現場でしか見られない、お二方、それぞれの『緻密な「気配り並びに、冴え渡る想像力」』〉

    〈まなほさん:こういう人が好き、嫌いなタイプ=自分との共通項が、いくつか…〉

    〈まなほさん:異性に求める条件=これも、自分との共通項があったこと〉

    〈寂聴さんが見た、本来の素のまなほさん(こちらも、上記と同様に共通項が…)〉

    〈寂聴さん、まなほさんとのご家族との親交の深さ…家族、仕事、両方が大切だと気づいていく、まなほさんの『率直な想い』〉

    〈まなほさんの母校:京都外大での講演…寂聴さんから頂いた『糧となっている「メッセージの数々」』〉

    大雑把な感じですが、これだけのことを話しています。

    プライベートな部分もあるので、そこは差し控えます。

    [変化のないのは、ありえない!]

    [やらない後悔より、やる後悔]

    [ラストのまなほさんへの想い…私達、読者ひとりひとりへの、寂聴さんからの、今の時代だからこそのメッセージと重なっていること]

    今一度、上記も勿論のこと

    HP・5にて書いているノートに、ポイント書きからピックアップし

    改めて、自分への背中を押して頂けた

    『励みとなるメッセージの数々…』

    [心強く、信頼感の高い、同性のこのお二方からの、自分への糧として…]

    昨年、まなほさんのエッセイと同時期に刊行されていた

    〈寂聴さんの著書:いのち〉

    既読レビューを記載してたので、以下にて記載しながら、レビューを終えます…

    *既読レビュー:18.5.23

    https://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4062208784

  • 寂聴さんの本にはハズレはないですね。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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