1979年『ジャパンアズナンバーワン』
GEジャックウェルチ「ナンバーワンかナンバーツー、さもなければ再建、売却、閉鎖」
GM=スミス時代の改革はほとんど失敗
クライスラー=アイアコッカ(前フォード社長)年棒1ドルで就任。『わが闘魂の経営』
シリコンバレーは、ヒューレットパッカードに始まる。
インテルは、ロバートノイスとゴードンムーアが設立。
アップルのスティーブウォズニアックはHPに勤めていた。
マイクロソフトはQDOSをシアトルコンピュータプロダクツから購入してIBMが発注したPCDOSを作った。
ブリジストンはファイアストンを買収。
ソニーはコロンビアピクチャーズを買収。
三菱地所はロックフェラーセンターを買収。
松下電器はMCAを買収。
残っているのはブリジストンとソニーだけ。
LBOは、レブロンの買収で注目されるようになった。80年代末でLBOブームは終息。ファンド資本主義は、株主利益の重視を進展させた。
住友銀行の不祥事=蛇の目ミシン事件、イトマン事件、
日本興業銀行の不祥事=尾上縫事件
ソフトバンクはNCCボックスによるロイヤリティ収入で利益を出した。
コダックは現在プリンティングシステム、3Dプリンタを販売、ピーク時の1割ほどのサイズ。
富士フィルムは5000名のリストラを実行し、デジタル写真化ではなく、化学プロセス技術の応用に活路、一度も赤字を計上していない。
村上ファンド、ホリエモンの株主資本主義は日本では受け入れられなかった。
オリンパスは、バブル時代の財テクの損失を20年隠し続けた。高額で企業買収を行い、投資失敗の特別損失で減損処理しようとした。
シャープは、堺工場がリーマンショック、亀山工場が東日本大震災で業績悪化。
産業革新投資機構=官製ファンドの失敗。ジャパンディスプレイ
東芝=ウェスティングハウスのコスト負担
第一三共=新薬メーカーがジェネリック薬品メーカーを買った。インドのランバクシー。
キリンビールは海外M&Aに失敗続き、アサヒビールは、成功が多い。
JTは成功が多い。
海外M&Aの巧拙が企業の将来を決める。
アメリカは、ベンチャー企業のベンチャーキャピタルからの資金調達は日本の80倍。日本はファンドの規模が小さく、銀行系や証券系でその道の専門家が少ない。
大企業がスタートアップを買収しても、大企業の給与制度や人事制度が馴染まず、人が辞めていく。
GEの凋落、IBMは成長分野でありながら、ルールの変化についていけなかった
東芝の不正会計。トップの無謀な利益指示で不正会計を行わざるを得なかった。
日産のゴーン会長の逮捕。
セブン&アイは、鈴木の二男鈴木康弘を取締役につけたことに遡る。創業家とのいざこざ。人事案が否決されて鈴木が辞任。
ユニクロと日本電産。オーナー企業で勢いがあるが、次が育つか。
製薬業界ではファイザーが買収をし世界一の製薬企業になった。
GEは企業解体の危機。
IBMは、ガースナーのビジネスモデル以降低迷。
GMは、リーマンショックで一度倒産。
DEC、SUNは飲み込まれた。
アメリカは資本が潤沢。プライベートエクイティファンドが規模が大きい。
日本は30年間変わらなかった。ベンチャーキャピタルの資金不足。
日本では資本主義への抵抗が強い。
日本の会社は、社長が社員の中から出る。他の社員をリストラすることはできない。自分の給料もすごく高くはできない。外国人社長でないとリストラを実行できない。
ゴーンの逮捕には、リストラで自分の給料を上げた嫌悪感があるのではないか。