妻がどんどん好きになる

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334952808

感想・レビュー・書評

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  • 著者の揺るぎない確信によって老後の不安を解消するソリューションのひとつが明確に示されておりとても説得力がありました。

  • それは私の一目惚れから始まった:
    出会いは「ナンパ」して「ストーカー」!?
    結婚を後押しした、みのさんの「お前、責任とれよ」 
    デートはもっぱら「物件めぐり」
    「野球のオフシーズン」に結婚しよう
    家族サービスも要への労いもない、私は仕事一筋な「昭和のオジサン」
    ニュースの向こうに何かが見える! 過激で刺激的な「本気でDONDON」 な日々
    麻原彩晃に突漿取材。そしてオウムが家にやってきた
    気が弱くて引っ込み思案。そんな私がなぜアナウンサーになったのか
    みのもんたさんという大先輩から教わったこと

    フリー人生の始まりと、妻の異変と:

    ラジオとテレビ、「二足のわらじ」が始まった!
    フリーになるとは、「ものを贈ること・もらうこと」 
    カメラマンに「映ってねえぞ」と叱られて:
    相変わらず「家オタク」な私。理想の住まいを探して川崎、そして目黒へ
    売れっ子になって、好き勝手して、次第に妻を顧みなくなって
    「あなたは何をやってたんですかー」医師にガツンと叱られて
    「パパが何もしないから!」中学生の娘に叱られて
    2妻に続いて私も病気に 突然襲いかかった猛烈な片頭痛
    大病してもやりたいようにやるー・妻は根性の入った強い女性

    妻がどんどん好きになる:

    退院直後は快復すれど、病は確実に進行して
    手を握り、寄り添って歩くと、気持ちが通じ合ってくる 
    私は妻を支える「足」になる
    快適な移動のため、車を買い換える
    「できないこと」があるから、二人の間に絆が生まれる
    夫婦の間をつないでくれた、かけがえのない愛犬ルル
    夫婦円満の秘訣は「共通の趣味を持つ」「妻の好きなものをけなさない」
    最初は妻に振り向いてもらいたい「下心の宝塚」だったけれど
    相手を本当に好きになると、劣化も老化も愛おしくなる
    できないことが増える、それは夫婦の絆を取り戻す絶好のチャンス
    夫が口に出し始めた「最近、ウチのカミさんがどんどん好きになるんだ」
    妻のことを「まりちゃん」と呼んでます

    夫、アナウンサー、そしてカウンセラーとして50代からの人生を変えた「運命の本」との出会い:

    私がハマった「論理療法」とは
    大学院入学を目指して、49歳で予備校に通う
    憧れの園分先生のもと、修士論文を瑚く
    街場のクリニックで実践にも挑戦ー現場のカウンセリングを肌で学んで
    大学院修了後、修士論文がきっかけで物書きの道へ
    「人生はときに損得で考えろ」という教え
    のんびり聞いて、思いめぐらし、しみじみゆったり喋りましょう
    のんびり聞いてゆったり喋る。対面の会話から横並びの会話へ
    50代からの人生を変えた「運命の本」との出会い
    私がハマった「論理療法」とは 

    夫婦の、これからのこと:
    ここで一句「手に手をとって」が比喩でなくなる高齢夫婦
    なぜ「若い美女」より「ウチのカミさん」がいいのか
    夫婦仲の良さは、老後人生を生きる貴重な資源
    特別なイベントはいらない、「今」が続いてくれればそれでいい
    「死の準備」より「ネクストを考えていく努力」を

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著者プロフィール

1950年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1992年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍する。その一方、49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学、51歳で心理学修士号を取得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格を持ち、カウンセラーとしても活動している。
東京成徳大学客員教授、日本語検定審議委員も務める。主な著書に『口のきき方』『すべらない敬語』 (以上、新潮新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『おとなの雑談力』(PHP文庫)など多数。

「2020年 『イラッとさせない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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