きれいになりたい気がしてきた

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334952921

感想・レビュー・書評

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  • わたしも「きれいになりたい気がしてきた」
    このひと言の尽きる。

  • えー!思ってた人と違った!
    もっと、スッキリさっぱり系の人かと思ってたら、めちゃくちゃ女女してた!

    「若さも良いけど、シワがあってありのまま歳をとっていくのも良いよね!!」
    って事を言いたいんだろうけど、そういう話ばっかりし過ぎて疲れる!
    女とか男とかもういいよ!!

    この本の中で何回「女」って単語でた?笑
    数え切れん…

  • 以前『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』を読んだ時、すごく拗らせてる人だなと感じ、読み終えることに疲れました。
    今回、前向きなタイトルに惹かれてパラパラと本をめくると、あの頃はキラキラした人がうらやましかったのだと過去の自分を振り返っていて、この人にどういった変化があったのかと気になり読み始めた所、真っ直ぐに人を観察し、自虐や少しの毒を混えつつ面白おかしい表現にあっという間に読み終えました。
    美魔女を嫉妬するのでなく、美魔女に倣って美を楽しみ好きな自分でいようと考える著者に元気とやる気をもらい、私も明日から…今日から頑張るぞと思えた一冊でした。
    「最後の勝負は遺影だ」
    …かっこいい♡

  • 雑誌『美ST』に連載したエッセイをまとめた本。
    他のジェーン・スーさんの本を読んでいるときと同様に、ああ、やっぱり頭のいいひとだなあと感じた。ホモソーシャルについての書かれた部分を読みながら、男性同士の繋がりのそういうところほんとうに嫌だよなあと何度も頷いた。
    一方で『美ST』の読者層に焦点を合わせたエッセイだから中年女性を持ち上げるような文章になるのは当然として、ところどころに中年女性を持ち上げるための敵のような存在(おじさんや薄っぺらいインフルエンサーなど)が出てくるのはどうなのかな、と思った。
    何かを褒めるために、別の何かと比較したり、敵対する存在を作る必要はないのでは。

  • 私はいつだってきれいになりたい!と、力をもらえた一冊だった。

  • ジェーン・スーさんの文章が大好き。的を得ていて、時々辛辣だけど、温かくて。自虐だけど、自己受容されていて。うなずいたり、クスクス笑えたり、表現が忙しい。
    最後に「自分で自分を好きでいられるような、自分のためのきれいを求めているってこと」。
    自分の中のきれいを私も求めていきたい。それにはやっぱり努力も必要なんだよね。

  • いくつになってもきれいになりたいっていう欲を持ちなごら
    でも歳の自覚も持ちながらいきたいです

  • タイトルを見た瞬間
    どきーんとさせられた 笑

    だって…
    最近はまともに鏡で自分を見ることが減っていたから 笑

    かつては老いる事を想像もできずにいたけど
    今は坂道を転げるように
    頭のてっぺんから足の先まで
    ほころびを感じることが増えてきてしまった…



    スーさんにすがる気持ちで読みはじめたけど
    “うんうん!わかる〜!”と 共感するエッセイから
    スーさんのウィットに富んだ言葉のチョイスに
    ふふふ…♡と笑わせてもらい 楽しい読書時間でした

    スーさんのエッセイを読むと
    元気になるんですよね!

    私も年齢を重ねても
    いつまでもカッコいい女性でありたいな!

  • ジェーン・スーさんの、等身大の着眼点だったりモヤモヤだったりを言語化してくれる爽快感!軽やかに読めました。新幹線で名古屋東京間を往復で読みました、いい1人時間。

  • ポッドキャストをきっかけにジェンスーさんの事を知りたくなり、この本を選択。

    私は今年40歳になるアラフォー世代。お肌や体型に気を配りたいけれど、日々の生活を理由にさぼりがちの日々を送っている。
    60歳を過ぎても美魔女と呼ばれている方々もいらっしゃるが、私には程遠い世界。
    ジェースーさんもその1人だったはず。

    しかし彼女が『綺麗になりたい気がしてきた』と思わせた理由はなんなのか。

    雑誌のコラムを編集した一冊。
    この本を読んで、明日から『○○を始めるぞ!』なんて気は起きないけれど、今まで片耳しか使ってなかった自分とは関係ない他人様の話を聞いてみようかなと思うでしょう。
    見た目にわかるようなファッション、体型の話から、綺麗な身の引き際、考え方が詰まった一冊。

    自分はこんな体型だから雑誌のモデルのようには着こなせない。お金がないから知人のようなファッションは出来ない。いつもネガティブに考えて、いつも同じような男と恋に落ち、失敗する。

    この本を読んで自分がしっくりくる着飾り方、身のこなしかたについてこんな方法もあったのね〜と気づくかも。

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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