- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334960698
感想・レビュー・書評
-
表題通り、「ロスチャイルド家」について語られているわけではなく、むしろナディーヌ夫人の人生を通じた人生論、マナー、生き方について語られた本だったが、大変良かった。実は大学生の時のこの本を一度読んだことがあって、当時は何もピンと来なかったが、今はそのひとつひとつが少しずつ理解でき、感動を覚えるようになったし、これからも繰り返し読みたい作品である。
「あなたがどんなに多くの知識や、権威のあるライセンスを持っていたとしても、また世界の全ての大陸を訪れていたとしても、あらゆる国境と人々の心を開く唯一のパスポート、つまり”マナー”を荷物の中に入れていなかったら、あなたはただのもぐりの旅人でしかないのです。」p.12(はじめに)
自分を敬うことなくして、他人を敬うことはできない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【ロスチャイルド家の上流マナーブック】
気分転換、というよりは
タイムスリップしたような
なんとも楽しい気持ちになれました
シチュエーションごとに細かくマナーについて書いてあります。
会話、食事、パーティー、手紙、ワイン、などなど
花については送り方、選び方だけでなく受け取り方についても書いてありました。
車の乗り降りは着物を着ている時と同じ乗り方マナーが書いてありました。
外国でのマナーという箇所には世界の国々と一緒に日本も紹介されています。
正式なマナーに触れることができ、そして昔の映画を観ているような気分も味わえて、楽しい本でした。 -
2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載