甘えと依存: 精神分析学的・人類学的研究

  • 弘文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335650970

作品紹介・あらすじ

本書では、日本人の社会化や、依存と「甘え」をめぐる精神分析学と人類学からの考察がおもに行なわれているが、探求はさらにそれにとどまらず詳細にして広範囲に及び、依存と「甘え」をめぐる関連研究を批判的に網羅した一種のエンサイクロペディアといえるものになっている。

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  • 【書誌情報】
    著者:
    訳者:江口 重幸
    訳者:五木田 紳
    出版年月日 1997/02/15
    ISBN 978-4-335-65097-0
    Cコード 1011
    判型・ページ数 A5 上製 ・ 530ページ
    定価 7,700円(本体7,000円+税)
    在庫 品切れ・重版未定

     アメリカの精神医学者が精神分析と人類学の立場から、土居の「甘え」理論を、欧米の学問的伝統に照しあわせ客観的に評価し位置づけた画期的な書。
     「甘え」の文化的・歴史的背景、日本人の社会化の問題、比較文化論的知見など。
    https://www.koubundou.co.jp/book/b156645.html

    【目次】
    第一部 理論的、文化的背景
       序論と背景
       第一章 依存、愛着、相互依存─心理学と社会科学における定義
       第二章 依存に関する精神分析学の定式化
       第三章 「甘え」の文化的、歴史的背景─日本における依存関係
       第四章 日本人の育児と早期の社会化─「甘え」に対して持つ意味
       第五章 日本の教育と後期の社会化

    第二部 心理文化的に見た日本人の依存と自己
       第六章 土居の「甘え」理論の多層的な分析
       第七章 「甘え」理論の全体的な要約
       第八章 日本人の自己についての心理文化的解釈

    第三部 概念的、理論的な側面
       第九章 比較文化的な知見による精神分析理論の修正
       第十章 人類学と精神分析学における今日的問題─結語

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