- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784335651953
作品紹介・あらすじ
海外で精神不調。あなたはどうしますか? 駐在、留学、ロングステイ……海外に住むという環境の変化をうけて、こころには何が起こりうるのでしょうか。新しい環境にうまく適応する人がいる一方で、不適応や精神不調に陥る人がいます。その違いはどこから起こるのでしょうか。 また、海外ではこころの危機に瀕しても、日本語と日本文化を理解し、そのこころに寄り添えるメンタルヘルス専門家に出会える可能性は極めて低いです。多くの海外邦人が、精神医療過疎地に住んでいると言えます。では、身を守るためにどうしたらいいのでしょうか。 新型コロナパンデミックを経験して、海外に住むことの意味合いとそのライフスタイルが変わったように感じます。本書では、下記「海外生活ストレス症候群」22症候群を挙げながら、海外でのこころのリスクマネジメントについて解説します。【駐在員本人の場合】1. 慢性過重労働症候群2. 抱え込み症候群3. 小規模事業所症候群4. 赴任延長症候群5. ワークライフバランス葛藤症候群6. マルチスタンダード混乱症候群7. サンドイッチ症候群8. 依存助長症候群9. 再適応困難症候群10. 愛憎は倍増症候群11. やむをえず単身赴任症候群【帯同家族の場合】12. ムラ社会症候群13. 夫婦間葛藤顕在化症候群14. 配偶者のキャリア分断症候群15. アイデンティティ混乱症候群16. 発達障害見のがし症候群【青年期の一時渡航の場合】17. 根拠なき楽観症候群18. 海外モラトリアム症候群19. 転地療法症候群20. 海外発症の精神科救急症候群【高齢者のリタイア後長期滞在の場合】21. フレイル海外発症症候群22. 老いらくの恋症候群
感想・レビュー・書評
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外国語大学という本学の性質上、留学をする人や就職後に海外赴任をする人が多いのではないかと思います。
自国とは環境が全く異なる海外では、思っているよりも多くの負荷やストレスがかかります。
あの夏目漱石ですら、英国への留学中に精神不調をきたしたことは有名な話です。
そこで、海外生活で自身のメンタルを守るための指南書をご紹介します。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://library.kobe-cufs.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00363681詳細をみるコメント0件をすべて表示