古代より幕末にいたる説話集・歴史物語・軍記・随筆のなかから選りすぐられた「志怪」127篇を集大成。
1946-21年、足利市生まれ。歌人・作家・評論家。71年に評伝『鉄幹と晶子』を、72年に歌集『東方花傳』を上梓。74年発表の『就眠儀式』以来、幻想的で独自な作風の小説を発表、また幻想文学作品集の編集にも多く携わる。著書に『定本須永朝彦歌集』、『悪霊の館』、『天使』、『須永朝彦小説選』(山尾悠子編)など。 「2022年 『王朝奇談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」