アラブ民衆革命を考える

  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336054425

作品紹介・あらすじ

アラブ諸国に見る民主主義の大きなうねり。アラブ民衆革命の真実を知るために、現代日本の学識や経験豊富な研究者達の英知を結集した決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 2005年初頭より、イラク侵攻が周辺国の民主化をもたらすのではないかという期待感から、欧米では「アラブの春」の用語が使用され始めた。同年6月、レバノンにおけるシリア追放のデモの発生を持って、米国は「レバノン杉革命」と呼んだが、それは「レバノン杉の春」とも称された。しかしレバノン人は、「独立蜂起」と称するのが普通であった。p49

    Cf. グレゴリー・ゴーズ三世「中東研究はなぜアラブの春を見逃したのか―権威主義の安定性の神話」、『フォーリン・アフェアーズ』2011年7月・8月号、第90巻、4番、81-90頁。p51

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著者プロフィール

アラブイスラーム学院学術顧問、日本ムスリム協会理事、現代イスラム研究センター理事。1948年生まれ。京都大学文学部卒、カイロ大、ロンドン大を経て博士(中東史、ユタ大)。イスラームを日本になじみやすい形で紹介することを目指す。著書『イスラームの善と悪』(平凡社新書)『イスラーム信仰叢書』全10巻(総編集、国書刊行会)ほか

「年 『集団的自衛権とイスラム・テロの報復』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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