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- Amazon.co.jp ・本 (605ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336055286
作品紹介・あらすじ
幼いとき偶然見つけた扉のむこうには、美と幸福にみちた魔法の庭園がかいま見えた…夢と現実のはざまで破滅する人間を描き、"われわれすべての自伝"とボルヘスが指摘する『白壁の緑の扉』ほか、全32編を収録。
感想・レビュー・書評
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ウェルズ、ワイルド、サキ、チェスタトン、キプリング。ワイルドの「カンダヴィルの幽霊」がえらい面白くて幽霊に思わずエールを送ってしまう。ゴシックコメディ?ティム・バートンの映画みたい。「幸せの王子」「ナイチンゲールと薔薇」は矢川澄子訳との相乗効果で最上等のメルヒェンに。ウェルズの「魔法屋」では怪し気なイリュージョンの世界を堪能、ロンドンの裏通りに本当にありそうでほくそ笑む。ウィットに富むサキは流石の安定感、チェスタトンのブラウン神父は渋すぎるぞ。初読のキプリングは難解だったけど、盛りだくさんの内容に大満腹。
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イギリス編Ⅰ。全32編を収録。
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未読了。オスカー・ワイルドに興味あり。
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