完訳・エリア随筆 I

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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336057709

作品紹介・あらすじ

古今東西におけるエッセー文学の最高峰、ラムの「エリア随筆」待望の新訳。望みうる最高の翻訳で、エリア正篇・続篇の完訳を4分冊で刊行。詳細な注付き。第1巻には「人間の二種族」「除夜」他、全15編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • ラムが一時勤めていた会社と同僚たちを描いた「南洋商会」はいつ読んでも面白い。18世紀ロンドンの話であっても、会社はいつだってちょっと不思議な所なのだ。

    「三十五年前のクライスツ・ホスピタル校」はかつてのイギリスの全寮制学校の話と、物凄いインパクトの食事描写が読めるのでお気に入り。同級生で友人だったコウルリッジの視点から書いているのも面白い。

    姉との小旅行を書いた「ハーフォードシャーのマッカリーエンド」の優しさは、これをラムが書いたのかと思うと一層心に染みる。

  • 古今東西におけるエッセー文学の最高峰、ラムの「エリア随筆」待望の新訳。望みうる最高の翻訳で、エリア正篇・続篇の完訳を4分冊で刊行。詳細な注付き。第1巻には「人間の二種族」「除夜」他、全15編を収録。

  • 何を書いているのかよく分からず

  • 岩波文庫とかにも、入っていたけど抜粋だったんですね、、、勿論未読です!(偉そうに書くコトじゃない)

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    http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336057709/

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著者プロフィール

(Charles Lamb)
1775-1834。イギリス・ロンドンのエッセイスト。筆名エリアElia。82-89年クライスト学院に在学。89-1825年、南海商社のちに東インド会社に勤務。96年、友人コールリッジのPoems on Various Subjectsにソネット4編を収める。98年、彼の詩のなかで最も有名な ’The Old Familiar Faces’ を含む詩集Blank VerseをCharles Lloydと出版。1807年、姉メアリイと『シェイクスピア物語Tales from Shakespeare』刊行。London Magazine誌のスタッフとして寄せたエッセイを、23年に『エリア随筆集(Essays of) Elia』、33年には『続エリア随筆集The Last Essays of Elia』として刊行する。
95年末から翌年初めまで、失恋の悲しみから入院。96年、姉メアリイは発作から母親を刺殺。チャールズは、この姉の保護に献身して生涯独身を通し、姉もまた弟チャールズに報いた。

「2022年 『エリア随筆抄【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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