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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336072665

作品紹介・あらすじ

重い歴史と、軽やかな想像力。
厳しい現実と、飄々としたユーモア。
いま・ここを生きることと、ここではないどこかを夢見ること。
拮抗する要素が豊かに高めあい、美しい絵物語に結実する。
ようこそ、ピーター・シスの闇と夢の世界へ。
—柴田元幸

共産党統治下のチェコスロヴァキア(現チェコ共和国)に生まれ、自由を求めてアメリカに亡命した絵本作家、ピーター・シス(1949– )。『三つの金の鍵ー魔法のプラハ』や『かべー鉄のカーテンのむこうに育って』の代表作をはじめ、幼い子どもたちへ向けた絵本、広い世界を旅した英雄への憧れを込めた物語、ダーウィンやガリレオなど抑圧に屈することなく意志を貫いた偉人たちの伝記絵本など、繊細で詩的な表現で人々を魅了する。世に送りだした30冊以上の絵本は、国際アンデルセン賞や、三度のコールデコット・オナー賞など、数々の絵本賞も受賞している。
 本書は、絵本原画をはじめとして、国際的な評価を得たアニメーションの原画、新聞雑誌の挿絵、地下鉄や空港など公共の場のためのアートプロジェクトなど、シスの作品を幅広く収録。影から光へとたどってきたシスが人生をかけてつむいだ、闇と夢が織りなす作品たちを紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • ピーター・シスの闇と夢 | 展覧会 | 練馬区立美術館
    https://neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202107021625192960

    ピーター・シスの闇と夢|国書刊行会
    https://www.kokusho.co.jp/sp/isbn/9784336072665/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      Peter Sis / Petr Sís(@peter.sis.art) | Instagram
      https://www.instagra...
      Peter Sis / Petr Sís(@peter.sis.art) | Instagram
      https://www.instagram.com/peter.sis.art/
      2023/06/16
  • 伊丹美術館にて鑑賞

    絵本のファン

    原画の緻密さ!
    修正跡も無い

    作品の背景やピーター・シスの半生を知ると、絵本の深度がさらに深くなった

    にぎやかな孤独感
    自分で自分を見つめる

    家族への愛情

    世界大戦

    伝えたいことの変遷

    チェコスロバキアとアメリカでの日々

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      かとのひもさん
      市立伊丹ミュージアム6/30~8/27
      陶芸家・アーティスト鹿児島睦の展覧会ですが、梨木香歩が鹿児島睦の器に想を得てテキスト...
      かとのひもさん
      市立伊丹ミュージアム6/30~8/27
      陶芸家・アーティスト鹿児島睦の展覧会ですが、梨木香歩が鹿児島睦の器に想を得てテキストを書いた『蛇の棲む水たまり』が絵本になるそうです。

      ピーター・シスの絵本は何冊か手元にあるのですが、アニメーションは観たコトなかったので気になっていたのですが、、、観るコトが出来ないか探してみるつもり。。。
      そして迂闊にもミロス・フォアマン『アマデウス』のポスターを手掛けられていたコトを知りませんでした。
      2023/06/16
    • かとのひもさん
      夏休み、絶対に行こう!と決心しました
      絵本、会場で手に入れます

      アニメーションは当時の時代の空気もよく出ていたように思います
      鑑賞...
      夏休み、絶対に行こう!と決心しました
      絵本、会場で手に入れます

      アニメーションは当時の時代の空気もよく出ていたように思います
      鑑賞できますように!

      アマデウス、めっちゃびっくりしました
      全く知らなかった
      私は絵本以外の仕事を知らなかったので、びっくりと感動がいっぱいでした!
      2023/06/17
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      かとのひもさん
      > 絵本以外の仕事を知らなかったので
      猫もです。
      チェコ出身の亡命者として通じるものがあったのでしょうか?
      一寸記事...
      かとのひもさん
      > 絵本以外の仕事を知らなかったので
      猫もです。
      チェコ出身の亡命者として通じるものがあったのでしょうか?
      一寸記事を探してみようとお持っています。
      2023/06/19
  • 「ピーター・シスの闇と夢」
    2021.9.23~11.14
    練馬区立美術館

  • 「チェコ出身の絵本作家ってどんな作品を描くんだろう?」と興味本位で手に取りました。
    共産党統治下のチェコスロバキアで生まれ、アメリカへ移住したピーター・シス。彼の生きてきた時代背景やそのことから生まれた作品たち。「凄い・・・。」としか言いようがありません。全作品読破したい!! 

  • 展示図録。作品はもちろんのこと、論文や年表など、内容が充実している。

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著者プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。

「2023年 『ブルーノの問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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