子どもが本好きになる瞬間: 学校図書館で見つけた元気の出る話

著者 : 五十嵐絹子

• 国土社 (2008年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kokkomameさんの感想 · 2013年3月26日]

山形県鶴岡市立朝陽第一小学校では学校をあげて、図書の授業、図書館を大切にしている。当校では本が大好きな子供にあふれ、図書館はとても楽しいところだと子供たちが知っている。そこで司書をしている五十嵐絹子さんの、学校図書館活動を紹介した一冊。大人向け。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/04/26]

｢本が大好きな子供にあふれ｣
素晴しい情景だろうなぁ～近頃の子どもは、忙しくて本なんか読んでいる時間が無いのかも知れませんね、、、でも先生達の努力次第で、本に向かうようになるんでしょうね。。。

[booktsuruさんの感想 · 2013年8月19日]

学校図書館司書として、子どもたちに読書をどうアプローチしていくのか、読書の必要性・可能性などを考える上で非常に参考になった。ただ本をそろえるだけが学校司書の役割ではない。本と子どもたちをどう結び付けてゆくかにも共感できる。

[higurashiknさんの感想 · 2012年4月20日]

本を読まない子には図書館に来るように促すなどの対応は少し行き過ぎではないか、読書を押し付けることになるのではないかという不安を感じた。
しかし、結果としては多くの子ども達が読書を楽しむようになり、調べ学習なども積極的に行うようになった。
どれくらいまでの取り組みが受容されるのかは分からないけれど、子ども達がものを考える上で、選択肢としての“読書”を与えるべきだろう。

学校図書館が生徒に与えられるものについて、その方法について、深く考えていきたい。

[tenmakiさんの感想 · 2011年6月26日]

図書館を活用した教育活動がよくわかった。図書館司書、図書ボランティア、先生が、地域がみんなで子どもたちを育てているのがすごかった。いろんな立場、先生や子どもたち、また卒業生の感想を読むことで読書に対しての効果がよくわかった。