風の神とオキクルミ: アイヌの民話 (民話のえほん 2)

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  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784338023023

感想・レビュー・書評

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  • 悪い風の神の行いを、オキクルミという守護神がこらしめるアイヌの民話
    風の神(悪)が語りべというちょっと変わった視点が面白い
    絵も雰囲気があって、話にとてもあっている

  • アイヌ文化や民話・言語の保存と継承に力を注いだ萱野茂氏によって、この物語も本として世に出たんですね。目白の本専門店ポポタムで見つけて、高値に迷ったけれども、手にとった一冊。アイヌの物語ではいつも、人間と神様が対等。神様に対し感謝もすれば、叱りもする。ちゃんとコミュニケーションがとれる間柄にあることの素晴らしさが、胸に響きました。ちょっと値段が高くても、見つけたら手に入れて読んでみて!(ブックパッカー)

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著者プロフィール

1926─2006年。北海道生まれ。アイヌ文化研究者。学術博士。長年アイヌの民具や伝承を精力的に収集・記録し、1972年には二風谷アイヌ文化資料館を開設、館長を務める。1994年、アイヌ出身者としてはじめて国会議員となり、北海道旧土人保護法撤廃・アイヌ文化振興法制定などに尽力。主な著書に、『ウエペケレ集大成』(アルドオ、菊池寛賞)、『萱野茂のアイヌ神話集成』(ビクターエンタテインメント、毎日出版文化賞)、『萱野茂のアイヌ語辞典』(三省堂)がある。

「2017年 『アイヌ歳時記 二風谷のくらしと心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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