天小森教授、宿題ひきうけます (おはなしプレゼント)

著者 : 野村一秋

• 小峰書店 (2001年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あきぼさんの感想 · 2020年6月17日]

宿題をとことんやらない
宿題をしない人間を観察するために宿題をやらせない人間をつくるなんて…ユーモラスな展開です。

[ohanashitaiさんの感想 · 2016年6月26日]

夏休みが終わっても宿題が終わらない哲平。始業式の帰りに“宿題をしなくても先生にしかられない方法”を教えてくれるニコニコ塾にスカウトされます。変幻自在な塾長(天小森教授)と不思議なアイテムでなんとか乗り切りますが…………。哲平は本当に先生に怒られない？宿題はやらなくてもいいの？それとも？

[ひろさんの感想 · 2014年6月30日]

ずいぶん以前からある本だけれど、今読んでも違和感なくおもしろいと思う。
宿題をだしまくるオニユリ（山村ユリ）先生と、出されても出されてもまったくやらない哲平のお話。
哲平はある日ニコニコ塾の特待生にスカウトされる。そこは、「勉強なんかさせません、教えません。教えるのは宿題をしなくても叱られないという方法」だという。
さて、その秘密は？

著者プロフィール

1954年、愛知県生まれ。関西大学社会学部を卒業後、教員として小学校に20年ほど勤める。『ミルクが、にゅういんしたって⁈』（くもん出版）で、第１回児童文芸幼年文学賞を受賞。ほかの作品に「天小森教授シリーズ」（小峰書店）、『４年２組がやってきた』（くもん出版）などがある。日本児童文芸家協会会員。日本児童文学者協会会員。

「2019年 『びっくりしゃっくりトイレそうじ大作戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」