クッキ-とコ-スケ: 犬と走る日 (おはなしメリーゴーラウンド)

  • 小峰書店
4.25
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338222082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • みんな自分の事に一生懸命。
    周りが見えなくなる。

    自分だけが、自分だけが。


    思いやりって、大事ですね。

  • わんこは、ちょっとした環境の変化で体調不良になることがあるなぁ。動物全部そうなので、気を付けねば!話には全然関係ないですが。

  • 3人と1匹の普通の家族の日常が突然壊れる。
    コースケの怪我、車椅子、リハビリ。
    今まで家族から可愛がられていた犬のクッキーは、なれない苛立ちや無関心にさらされ、クッキー自身も歩けなくなるくらい弱ってしまい…。
    犬の一人称で家族が描かれていて、人との会話が微妙に通じていないところが、絶妙にリアル。
    その中でコースケが次第に前に進んでいく様子が犬の目を通して伝わってきて、すごくよかった。ちょっと泣けた。
    動物を家族としてむかえている人は、特に共感できるんじゃないかなぁ。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

さとうまきこ・作:1947 年、東京に生まれる。上智大学仏文科中退。1973年、ベトナム戦争の脱走兵と少女の交流を描いた「絵にかくとへんな家」(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。「ハッピーバースデー」(あかね書房)で野間児童文芸推奨作品賞を受賞。2005年「4つの初めての物語」(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。そのほか主な作品に、「わたしの秘密の花園」、「犬と私の10の約束 バニラとみもの物語」、「14歳のノクターン」(以上ポプラ社),「ぼくらの輪廻転生」(角川書店)、「9月0日大冒険」、「千の種のわたしへ ―不思議な訪問者」(ともに偕成社)、「ぼくのミラクルドラゴンばあちゃん」(小峰書店)などがある。

「2016年 『なぞのじどうはんばいき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さとうまきこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×