- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338250030
感想・レビュー・書評
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冒頭は都市伝説のようで怖い。怪物を儀式で呼出す途中,携帯を壊す。目をぱちぱちさせ嘘を知らせる怪物に,優しさを感じる。(cf.小松左京のさとるの化物)
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最後の儀式の場面があっさりし過ぎている気がしてもう少しじっくり描いて欲しかった気がする。世にも奇妙な物語っぽいなぁと思いつつ。映像化したら面白そう
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ほっほ〜
面白かった!
ケータイに電話がかかってきて
背後にいて振り返ったら異界に連れてかれちゃうさとるくんの怪物の儀式をしたけどケータイ壊したからさとるくんが困ってる話
怪談ベースだからそれなりにドキドキ
ていねいな心理描写や
好感の持てる主人公や
かわいらしいさとるくんがなかなかよかった -
公衆電話から自分の携帯電話に、「さとるくん」を呼び出すメッセージを入れると、
さとるくんが電話を頼りに会いに来て、
彼を怖がるような人間だったら連れ去ってしまう、
という都市伝説がはやっていた。
ある少年が「さとるくんなんて来るはずが無い」と主張し、
証明するためにその儀式を行ってしまった。
しかし少年の思いとは反対に、
さとるくんは少年の携帯電話に返信して来たのだった。
「もうすぐ行くよ」
恐怖を覚えた少年は、携帯電話を窓から投げ捨て壊してしまった。
数日後、行くあてを失ったさとるくんが、公園に現れた。
携帯電話を壊した少年を探しているようだった。
とんでもない怖ろしい結末を期待していましたが、さすが児童書です。
そんな期待は裏切られました。残念??