- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338261104
感想・レビュー・書評
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はくさいと柿の木の関係がとても素敵。
ラストがとてもキレイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きな絵本。
畑からはみ出したところで育つ小さな白菜を、柿の木が優しく見つめ励まします。
白菜の健気さと、そして、ほてはまたかしさんの絵が、なんともいえずよい雰囲気です。
雪のなか、頭に雪の帽子をかぶった白菜のかわいさがたまりません。
白菜にとっての幸せって、何なんでしょうね。 -
泣いてしまった。。
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静かな絵本だけど力強くて。
厳しい冬の寒さと、温かくハッピーな春の絵が素晴らしい。
くどうなおこさんの歌うようなリズミカルな文もよい。
・白菜って寒い時期は鉢巻を巻いて中が凍らないようにしてるんだね。
・白菜の花ってこんなのなんだ!
・冬の終わり、春に読むのに◎
・白菜は11月ー2月が旬。
種まきは8月~10月ごろ。大きく育ったものから出荷
(品種や産地によっては年中育てられているが) -
「はたけのなかの はくさいは みな
よっこらしょというほど おもそうでした」
体が自然と動き出す。リズミカルな言葉の絵本。楽しくかわいい。(7分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ちいさなはくさい #工藤直子 #ほてはまたかし #小峰書店 -
畑からタネがこぼれたのかな?
小さく育った白菜。みんなと一緒も素敵だけど、
個性を見抜いてくれたトラックのお兄さんが素敵です。
そして柿の木の温かい眼差しがあって…待つことができたんだろうなぁ〜。みんなとは違う8に出会えてよかったなぁ。 -
白菜畑のすぐ近くに1本の古い柿の木が立っていた。
畑では大きな白菜がたくさんなっていたけれど、1つだけ畑から外れて育った小さな白菜があった。
小さな白菜はみんなは大きいのに自分だけ小さい、としょんぼりする。
柿の木のアドバイスを受けて小さな白菜は大きくなるように体操をしてみる。
畑の野菜は大部分が収穫されていったけれど、小さな白菜は収穫されなかった。
物知りの柿の木は収穫された白菜は市場へ行くことを教える。
小さな白菜は他の残った白菜と同じように頭に白い紐を巻いて冬を越すことになった。
農家の人も小さな白菜に冬を越して花をさかせろ、と言う。
そうして、春になった。
小さな白菜はもう小さな白菜ではなくなっていた。
茎を伸ばして大きな黄色い花が高く咲いていた。
ちょうちょが集まって来て周りは賑やかになっていたのだった。
出荷されずに春を迎えた小さな白菜が周囲から外れてしまった子供を表しているようにも見える。
市場には並ばないけれど、ちょうちょたちと自然の中で過ごすというまた別の幸せを手に入れた小さな白菜。
作者は小さな村出身だったそうだ。
それだからこそ出来た話なのだろう。
白菜が冬を越える場合広がらないように紐でまとめるとは知らなかった。 -
6分 遠目がきく
低学年から
冬から春。小さな白菜と柿の木のおはなし。
言葉がいいし、絵も優しいし、物語もいい。 -
工藤直子さん、素敵だなー
ちいさな白菜が、柿の木に見守られながら育っていくところが可愛い。体操したり。ラストがほっこりする。春を待つ時期の読み聞かせに。