- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338261326
作品紹介・あらすじ
ねずみに届いた、まっ赤な「もみじのてがみ」。ねずみは、りすやひよどりと紅葉を探しにでかけます。山の中で赤い色を見つけますが、きのこや木の実で、なかなか紅葉が見つかりません…。紅葉を美しく描いた絵本。
感想・レビュー・書評
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墨の大胆な筆使いがこちらも自由な気分にさせる、きくちちきさんの絵本。
鳥のつぐみが紅葉したもみじを嘴で運んでいるシーンから始まる。
山の動物たちにとって、紅葉は冬支度の知らせなのだ。
つぐみと一緒に自分の住む山のもみじを探しに行くねずみ。
でも、もみじの赤だと思ったものは…?
メインカラーである墨の黒といろいろなものの赤のコントラストが画面に映える。
ゴシック体の文字も素敵。
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ありがとう、もみじのお手紙。ありがとう。
わーい、わーいって喜ぶところで息子も喜ぶので、私まで嬉しくなる。もみじをみたり、ドングリを見たりして嬉しいのって素敵だな。 -
つぐみからねずみへもみじの手紙
もうすぐ冬が来る
ねずみはりす、ひよどりと他の森へももみじを探しに行く
赤いもみじがなかなか見つからない -
森の中の「赤色」は、冬が訪れるしるし。
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むこうの山からつぐみがねずみに届けたもみじの葉っぱ。それを見たねずみが自分の住む山にももみじがあるかを探しに行く…というところからはじまるお話。
ページをめくるたび次は何がみつかるだろうかとわくわくし、最後に落とされた言葉で「もみじのてがみ」の意味に気づいた。楽しくてすこし寂しい気持ちになる絵本
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手にとったフリーペーパーで紹介されていたのがきっかけで図書館で借りてきた一冊。
秋の終わり、冬の訪れを感じる時期に読みたい絵本。画面に赤が映えて印象的。 -
紅葉の力強い赤に、心が動かされるあの感動。それが力強い筆使いと色にあらわされている絵本。秋に読みたい絵本。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/730128