新選組戦記<上>

著者 :
  • 小峰書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338331012

作品紹介・あらすじ

近藤勇が宗家をつとめる試衛館に集う若き剣士たち。将軍上洛にともなう「浪士募集」の報せを受け、彼らもまた京を目指す。
試衛館の小間使いの少年・市之助の視点で描く、あたらしい“新選組”。子供たちがふれる初めての「幕末」としても最適。

感想・レビュー・書評

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  • 新選組の始まりの物語。
    新選組となる以前から始まり、誉れ高き組織となるに至るまで、なったが為の苦労。隊士のすれ違い。

    どうしても、コミック銀●のギャグ漫画イメージでキャラを読んでしまうけど、それも相まって面白く読める。

  • 2019/12/8読了。恐らく中学生位の生徒を意識した幕末ものの歴史小説なのでしょう。司馬遼太郎を始め幾多の小説家が『新選組』を描いていますが、本書は少年村田市之助を通して組織を眺め当時の政治状況を簡潔に、しかも公平に伝えてくれます。どちらかと言うと血なまぐさい悪者に仕立て上げられたイメージがある『新選組』ですが、エンタメ的な装画や挿絵でまた違った姿を見せてくれました。
    要は、新しい形の幕末戦記ものと考えれば納得。

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著者プロフィール

小前亮/1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)などがある。

「2023年 『三国志 5 赤壁の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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