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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338331036
作品紹介・あらすじ
鳥羽・伏見の戦いに敗れ、江戸に戻った近藤勇率いる新選組。ところがその近藤は、流山の地で、新政府軍に包囲され、投降することに。近藤に代わり、新選組の生き残りを率いた土方は、北関東、会津を転戦し、仙台で榎本武揚の艦隊と合流。新天地を求め蝦夷地に上陸する。そしてついに政府軍との最終決戦、箱館戦争の火ぶたが切って落とされる!
感想・レビュー・書評
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市之助が新選組を最後まで見届ける。
近藤亡き後の土方の生き様は、何を思っての事だったのか、という事が描かれている。
虎太郎との再会を果たし新しい時代へ向かう。
新選組のチームとしての話を期待して読み始めたから、土方とその他(新選組以外)の共闘が多いこの巻は星3つで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020/8/24読了。新撰組を佐幕派の一暴力集団と見
るか混乱の政治状況の幕末期に登場した本当の武士を目指した最後の義を貫こうとした集団か。もちろん支持するのは後者だが、端的に彼らの心情を言い表している印象的な表現は、大詰めの下巻土方の言葉に表されている→『幕府は滅び、天下は薩長の手に落ちた。おれ達は、時代の流れに乗り損ねたのだ、と言われる。だが、それは義をつらねき、自分を信じる道を歩んだ結果だ…
上、中、下巻と読みやすく、大人でも楽しめた作品であるである
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