- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784340100002
作品紹介・あらすじ
落語立川流家元立川談志、希代の天才落語家にして、落語を愛してやまない落語ファン。「落語とは何か」という問いに答えた唯一の落語家にして、手抜きとマンネリを許さない激辛口の落語評論家。「落語とは、人間の業の肯定である」という名言から25年。深化を続ける落語愛で書きつくした読む者の魂を揺さぶる名作!「談志 最後の三部作」第一弾!
感想・レビュー・書評
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#3616ー14ー47
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ファンでなければ面白くもなんともないだろうが、これを買う時点で興味があるのだから、そういう人向けの一冊
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新しいけど古い。鼻っ柱は強いが伝統を何よりも大切にする矛盾した談志家元。シャイですねえ。
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ひさびさによんだ
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いみじくも本人が語っているように「遺言」になってしまうのだろうか。
何故、松岡正剛は首相にこれを勧めたのだろ? -
"書店で見かけて購入した。落語に興味も出てきたので、一度見に行きたいなぁと思っている素人には、ちょっと難しい本だった。落語界の大御所?の名前がいっぱい出てくるが、誰が誰でどんな感じなのかはさっぱりわからないので、談志さんが伝えようとしているニュアンスを受け取れない。まぁ気楽に落語を楽しめるところがあれば、世の中捨てたものではない。肩肘張らずに。
ただ、なるほどと感じさせるものもあって、楽しめる本だった。" -
落語をもっと知ってから読みたい。
2014.2.21 -
これで最後か。
読む人は家元のファンばかりだろうから、当然「現代落語論」も「新釈落語咄」も読んでる人だろう。ということは、「あー、終わんなかった」という感想を持つ人が少なくないと思うのです。結局攻めきれなかったか、と。
で、問題は、この続きを誰が書くのか、だと思うわけです。
家元の落語論を踏襲していれば、誰が、どう書いてもいいと思うのです。
5年以内に10人くらいが続きを書いて、20年後に誰のロジックが残っているかとか、そういう判断でいいのではないかしら。
なんかこうー。
「行き詰まった文芸批評を記号学からのアプローチでみんな掻っ攫っていっちゃった」みたいな事態になるんではないかと、ちょっと思ったりしている。 -
80%くらいは、談志のぼやき。落語にもう少し詳しくならないとなかなか理解できるものではないのかも。