受験は不惜身命で勝て (ゴマブックス 647)

著者 : 鈴木邦男

• ごま書房新社 (1995年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[そららさんの感想 · 2012年10月24日]

著者は現在河合塾の現代文の講師。
新右翼「一水会」代表でもある。
過去はバリバリの過激派右翼として活動していた経歴を持つ。
高校時代はキリスト教の学校で教師をぶん殴り退学処分になる。
あと幼い頃から「生長の家」に出入りしていたそうですがそこまで信仰の篤い人間でもなかったそうです。

経歴だけ見ると眉をしかめたくなりますが、本を読めば、なかなか「まっすぐな」人と分かります。んで、かなり中立的な立場もわきまえています。
そんな人の「受験生に向けて」の本。
世の中には様々な闘いがあるが、どんなに努力しても報われるとは限らないが、受験だけは人生で完全にフェアな闘いであるということです。
いやぁ面白い

著者プロフィール

1943年福島県郡山市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。72年「一水会」を結成。

「2020年 『彼女たちの好きな鈴木邦男』 で使われていた紹介文から引用しています。」