- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784343003461
感想・レビュー・書評
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大学を卒業後、1年ほど住んだ神戸。そんなにいろいろなところは知らなかったけれど、自分が生まれ育ったところとは明らかに違う、独特の雰囲気のある街だったと記憶している。
そんな神戸の街も、近年は「これじゃあまるで小さな渋谷だ」と感じるような街になってしまったと筆者は嘆く。かつての神戸の街が持っていたものを探して見つけた80の場所。
また神戸に行きたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神戸を題材にした切り絵画集。
作者は残念ながら最近お亡くなりになってしまわれたが、
古きよき時代の神戸を描かれた作品集ということで、
作品展が開かれた海文堂書店で購入。
シンプルなモノクロ版画の世界に予想以上にひきこまれた。
ありきたりの神戸名所紹介ではなく、老舗の名物職人とか、
実はこんなところにこんなものが、みたいな切り口なのが気に入った。
つくづく成田さんがお亡くなりになったのが残念。 -
リアルに良い時代の神戸の、そう、文字通り香りが漂う良書。すぐにでも居留地あたりに飛んで行きたくなる。そんな本。
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左ページに白黒の切り絵、右にそれについてのコラムが書かれています。あとがきによると、神戸新聞の一面に載っていたそうな。
有名なところも出てはきますが、どちらかといえば昔の神戸を偲ばせるお店や建物などが中心になっています。切り絵が素敵でいい本です。