神戸の残り香

著者 :
  • 神戸新聞総合印刷
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784343003461

感想・レビュー・書評

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  • 大学を卒業後、1年ほど住んだ神戸。そんなにいろいろなところは知らなかったけれど、自分が生まれ育ったところとは明らかに違う、独特の雰囲気のある街だったと記憶している。
    そんな神戸の街も、近年は「これじゃあまるで小さな渋谷だ」と感じるような街になってしまったと筆者は嘆く。かつての神戸の街が持っていたものを探して見つけた80の場所。
    また神戸に行きたくなった。

  • 海文堂書店のサイトによると、昨年10月に急逝されたとのこと。
    謹んでご冥福をお祈りします。

    「成田一徹さんの絵葉書 販売開始」
    http://www.kaibundo.co.jp/index.html

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    「巡る季節、懐かしい港町の匂い…切り絵一徹が刻むかけがえのない神戸。神戸新聞に連載された50編に、30編を加え単行本化。」
    成田一徹 - 切り絵作家 成田一徹のホームページ 作品集 Ittetsu Narita - Paper Cutting Artist
    http://ittetsu-narita.com/menu.html

  • 神戸を題材にした切り絵画集。
    作者は残念ながら最近お亡くなりになってしまわれたが、
    古きよき時代の神戸を描かれた作品集ということで、
    作品展が開かれた海文堂書店で購入。

    シンプルなモノクロ版画の世界に予想以上にひきこまれた。
    ありきたりの神戸名所紹介ではなく、老舗の名物職人とか、
    実はこんなところにこんなものが、みたいな切り口なのが気に入った。

    つくづく成田さんがお亡くなりになったのが残念。

  • リアルに良い時代の神戸の、そう、文字通り香りが漂う良書。すぐにでも居留地あたりに飛んで行きたくなる。そんな本。

  • 左ページに白黒の切り絵、右にそれについてのコラムが書かれています。あとがきによると、神戸新聞の一面に載っていたそうな。
    有名なところも出てはきますが、どちらかといえば昔の神戸を偲ばせるお店や建物などが中心になっています。切り絵が素敵でいい本です。

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