マダムだもの

著者 :
  • 幻冬舎
3.45
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本棚登録 : 164
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001619

作品紹介・あらすじ

せっかちで働き者、そして特技は忍耐?愛するオットと2匹の猫に大きな犬も加わって、女優でマダムのお気楽人生は続く-。からっと笑える名エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 小林聡美さんが37歳ごろに書かれたエッセイ。三谷幸喜氏と結婚されていた時期で、飼い猫とっつぁん・おしまんべ、飼い犬とび、2人&3匹の家族の話が中心です。
    とびはかなりやんちゃなワンコで、当時、三谷幸喜氏が朝日新聞で連載していたエッセイを読んで知っていました。懐かしい…
    著者は女優という仕事をしておられますが、感覚はとても庶民的で小市民的。もちろん20年近く前の著作ですから、今はまたちがっているかもしれませんが、『女優さんでも、そんなふうに考えるんだ〜』とホッとする部分がたくさんありました。
    また、彼女のプロ意識を感じられるところもあり、俳優という仕事の裏側にも触れられて興味深かったです。
    読み終わったら、TV『やっぱり猫が好き』を観たくなりますょ。

  • 小林聡美さんと三谷幸喜さんがまだ結婚していた頃の雑誌掲載コラムエッセイですかね??
    結婚6〜7年目の内容のようです。複雑な気持ちで垣間見せていただいた感覚。今の自分より若い頃のかな??

    小林聡美さんと言えば私の中では『やっぱり猫が好き』のキミちゃん、または『すいか』の基子。そして、この軽い語り口が、そのままキミちゃんボイスで脳内再生されるから面白い。何を隠そう私はキミちゃん推し。真似したくなるセリフはもたいまさこさん演ずる長女のカヤノの方が多いんだけど。そんなこたどうでも良いですね。

    1本1本短いし、ノリが良いのでサクサクっと読めちゃいます。
    小林聡美さんと三谷幸喜さんって、何となく好きなご夫婦だったものの、なんか全然夫婦の雰囲気想像できない、みたいなのがあったので、そこがちょろっと見えて嬉しくなったりこそばゆいような……でもイメージできない割にイメージ通りと言うか。ふしぎ。だからこそ今はそれぞれ別々の道。複雑な気持ちになるんですよね。愛猫二匹と愛犬一匹も今は虹を渡って久しいようですし。ドラマのネタバレ先に見てから視聴してる感覚に似ている。少し淋しい。

    しかし小林聡美さん、凄く行動派。独りで海外旅行行ったり、友達とUSJへ飛んだり。楽しそう。自分はどちらかと言うと三谷さんタイプなので、眩しい。

    一番気になるのは、酒屋のおじさんと愛犬とびの話。何故だったんだ。それが知りたい。お酒の匂いがダメだったのかな。とてもとても気になる。

  • 旦那様との生活を覗いてる様で楽しい

  • 小林聡美さんのエッセイ集。
    作者のエッセイは今作もおもしろかった。
    プライベートな部分が本音で書かれているのと(たぶん)共感できる内容が多いのでスイスイ読めます。

  • 15年前のことを読んでいるとなんだか不思議な気がする。「オット」はもう他人だし、子犬のとびはもういないし/ _ ; エッセイ本てちょっとしたタイムカプセルみたいだね。

  • もうマダムじゃないけど、小林聡美さんはひとりでも(たぶんふたりでも)楽しく過ごせる人なんだぁと思った。

  • オット三谷側のエッセイばかりを読んできたけど、
    ツマ側から見ても、やっぱりこの二人はお似合いだとわかる。

    三谷エッセイの常連、とびも登場!!

    そう、そうなのよ!
    ひづめはクサイのよ!!(笑)

  • 図書館で借りてきました。
    息抜きにさらっと読める物にしたのがよかったのか、面白さも手伝ってか、あっさり読み終わってしまいました。
    夫婦ネタもかなりあり、とても楽しく読めました。
    次は、他の本も借りてみようと思います。

  • バカバカしく、すいすいと読める。三谷さんと犬、猫とのちょっと変な生活に笑ってしまう。

  • 聡美さんの初期のエッセイを久しぶりで再読。
    夫である三谷さんも描いている出来事も多いので
    違った視線からの描写がまた面白い。

    【図書館・再読・5/7読了】

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。女優。代表作に映画「かもめ食堂」「ツユクサ」、テレビドラマ「やっぱり猫が好き」「すいか」など。主な著作に『ワタシは最高にツイている』『散歩』『わたしの、本のある日々』など。

「2023年 『ぱっちり、朝ごはん おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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